※ 今年1月始業式の朝に、山形県天童市の中1女子生徒が新幹線に飛び込んで死亡した事件、複数の生徒が同女子生徒がいじめられている現場を目撃したと、教師からの聞き取りに対して証言していることが明らかになりました。
この女子生徒の保護者は学校に、我が子がいじめられていると伝えていました。学校側がなぜ、本気になってこのいじめを解決しなかったのでしょうか。「いじめ防止対策推進法」が施行されても、いじめを放置する教師等に対する処罰(懲戒)規定が無ければ本気にならないのではないでしょうか。以下、記事を引用いたします。自殺の中1女子、
複数生徒、「いじめ見た」
【山形県天童市】.
いじめを受けた山形県天童市の市立中学1年の女子生徒が自殺した問題で、学校が全校生徒と面談で行っている聞き取り調査に対し、複数の生徒が、「いじめを実際に見た」と証言していることが、市教委への取材で分かった。
無記名のアンケート調査で同内容の回答はあったが、生徒が教諭にいじめの事実を語ったことについて、有識者は「勇気ある行為。学校側は重く受け止めるべきだ」と指摘している。
市教委学校教育課によると、1回目の聞き取りは、生徒と担任教諭の面談形式で行われ、1月中に終了した。いじめの存在をうかがわせる内容もあったが、「確信的にいじめと言えるものは出なかった」という。
さらに調査が必要だとして、2月上旬に同じ面談形式で2回目の聞き取りを実施。中旬からは対象者を絞り込み、生徒1人に教諭2人が面談する形で聞き取りを進めたところ、「いじめを見た」と証言する生徒が複数出てきたという。
同課の元木満課長は、「証言はいじめの実態把握のため、重要なものだと考えているが、事実関係の把握ができていないため、さらに聞き取りを行っている。これらの証言を真相究明の手がかりとしたい」としている。具体的な証言内容や、いじめに言及した生徒の数は明らかにしなかった。
この問題を巡っては、女子生徒の事故から8日後の1月15日、学校が全校生徒を対象に無記名で行ったアンケート調査で、回答者約530人のうち13人が、いじめを直接見聞きしたという趣旨の回答をしていた。
いじめ問題に詳しい山形大の加納寛子准教授(情報教育)は「先生と実際に顔を合わせる面談での証言は、無記名アンケートの回答よりも重い。再発を防止したいという生徒たちの思いの表れではないか。いじめがあったことの重要な根拠になり得るものだと、学校や市教委は認識するべきだ」と話している。
【2014年3月7日 読売新聞】

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