いじめ被害経験者を文科省が募集、6月10日に対策会議
文部科学省は、6月10日に都内で開くいじめに関する対策会議で、小中学生時代にいじめを受けた体験を自ら語ってくれる高校生を募集している。いじめを受けた時の状況や、改善したきっかけ、いじめを防ぐために必要なことなどを経験者の視点から話してもらい、今後のいじめ防止策に生かすのが狙いだ。
会議は、文科省に設置された「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議」(座長=梶田叡一・兵庫教育大学長)が主催する「『いじめをなくそう』子ども会議」。 募集対象は、小中学生の時、いじめを受けた経験がある高校生(高校に通っていない18歳以下も可)で、10人程度。旅費は文科省が負担する。締め切りは5月21日。詳細は文部科学省のホームページ(http://www.mext.go.jp/)で。
(2007年5月12日23時0分 読売新聞)
文科省のこのような動きが、もっと活発になると、学校の「いじめ隠ぺい」も低減するのではないでしょうか。
Edited by H. Miyamatsu