「いじめの問題に対する取組事例集」 

141121 紅葉

「いじめの問題に対する取組事例集」

11月13日(木)に、文部科学省より「いじめの問題に対する取組事例集」が公開されました。
前回は、平成19年2月に公開されたのですが、「いじめ防止対策推進法」が制定された関係もあり、今回は、その「いじめ防止対策推進法」に即した実効性の高い取組みとして、全国の都道府県や指定都市から応募があった学校や、いじめ防止対策協議会委員が所属する団体による取組みなど、「生徒主体の取組」「子供サミット」「特徴的なプログラム」「校内体制の整備」の4項目、36例が記載され、全213ページの冊子にまとめられました。
この事例集は、文部科学省のホームページからダウンロード出来ますので、興味がある方は、ご覧になってください。アドレスは文末に記載しておきます。

一部、その内容について紹介しておきます。
渋川市立渋川中学校の例では、生徒会本部によるいじめ防止啓発スローガン「うみのかみさま」が紹介されていました。
「うみのかみさま」は、
うわさを信じない
みすごさない
のらない
からかわない
みんなで
さべつに
まけない
という、渋川中いじめ防止標語の頭文字を取ったもので、このスローガンを使って、生徒への働きかけを行っています。

新潟県立阿賀黎明高等学校からは、最近の問題でもある、LINEやTwitterなどによるトラブルについて、具体的な事例を題材とした授業の様子が紹介されていました。
授業は、「ネットコミュニケーションについて考えよう」という題名で開催され、インターネットの利用に関する事前アンケートで現状を理解し、「本当にもう一緒に行動するのがイヤ。まじでうざい。」というような書き込みを想定し、どのように感じたか、インターネット上のマナーとは何かなどを考えていくものでした。

また、三重県立A高等学校は、学校内で発生したいじめについての対処を紹介していました。
これは、部活動の部員間で、約2週間にわたり運動部員2年生の一部が、同じ部員の1年生全員に対し、暴力行為や金銭要求等の行為があったという事件です。
学校では「いじめ防止基本方針」により設置した「いじめ防止委員会」を中心として解決に取組み、アンケートの実施、いじめの実態把握、実態の検証を行い、対処をしました。その後、再発防止を図る目的で、いじめ防止体制の充実、クラス・各クラブの安全確認、取組の評価、改善点の洗い出しと活動の見直しを行い、充実を図りました。

このように、様々な事例が紹介されているのですが、その結果、いじめがどのように減ったのか、効果がどこまであったのか、というところまで踏み込むことが必要ではなかったかと思います。
また、いじめの対処に関しても、具体的に対処した内容を記載して欲しかったところです。

私たちの所への相談では、いじめに対して、隠ぺいや放置など、きちんとした取り組みをしていない学校も少なくありません。文部科学省も、問題のある学校に対して、具体的な事例を提示し、積極的に働きかける必要があるのではないかと思います。

私たちも、動かない学校を動かすために、教師や学校に対して処罰規定を盛り込んだ、「いじめ処罰法」の制定など、いじめ撲滅に向けて活動をしていきたいと思います。
これからも、皆様のご協力をお願いいたします。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和

◎参考
文部科学省ホームページ:いじめの問題に対する取組事例集

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1353423.htm

 

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[ 2014/11/22 15:35 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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