◇ 怖れに打ち勝つ ◇ 

141218 樹氷

◇ 怖れに打ち勝つ ◇

 想像してほしい。通りすがりに同じ人たちが、毎日あなたのことを笑っているところを。
 「自分が何かしたのだろうか。」 「なぜ、そんなことをするのだろうか。」 あなたの気持ちは不安や恥ずかしさ、怒りでいっぱいになる。それが1週間、1か月と続いたら・・・。
 「自分のことをバカにする人がいる」 という事実は、あなたの誇りや自信を奪っていく。心のコップはマイナスの思いであふれてしまうだろう。

 では、そのいじめが解消されたとする。あなたの心はどうなるだろう。いじめが止まっても、あふれてしまった心のコップが空になるわけではない。
 笑っている人とすれ違うだけで、きっと 「自分のことを笑っているのでは」 と考えてしまう。
 自分のことを笑っているという証拠はない。でも自動的に 「自分のことを笑っている」 という思いが頭に浮かんでしまうのだ。
 「そんなことないよ」 と周囲に言われても、素直に受け取ることは出来ない。これは懐疑的に受け取っているわけではない。自然に、否定しきれないマイナスの思いが浮かんでしまうのだ。

 これはいじめによって、自分自身の自己イメージが傷ついているからだ。「誰かが笑っていても当然」 という自己イメージがあるのだ。自己イメージが頭に浮かぶマイナスの思いを引き寄せている。
 自分自身に自信があれば、笑っている人とすれ違っても、「何か楽しいことがあったのかな」 と思うだけだ。

 「いじめの解決」 は、そのいじめが止まるという 「いじめの解消 」とイコールではない。信頼出来る人間関係のもと自尊心を取り戻し、生き生きと生活出来ることが、被害者にとってのいじめの解決である。
 心にあふれたマイナスの思いを捨て、プラスの思いで充たしていく。そのためには自分自身を受け止め、励ましてくれる人が必要だ。あるいは思い出したときに自然と勇気づけられる存在が必要だ。

 2014年のノーベル平和賞はマララ・ユスフザイさんに決まった。
 女子教育の機会均等を訴え、タリバンに銃撃された一人の少女。彼女は国連のスピーチで次のように語った。
「親愛なるみなさん、2012年10月9日、タリバンは私の額の左側を銃で撃ちました。私の友人も撃たれました。彼らは銃弾で私たちを黙らせようと考えたのです。でも失敗しました。私たちが沈黙したそのとき、数えきれないほどの声が上がったのです。テロリストたちは私たちの目的を変更させ、志を阻止しようと考えたのでしょう。しかし、私の人生で変わったものは何一つありません。次のものを除いて、です。私の中で弱さ、恐怖、絶望が死にました。強さ、力、そして勇気が生まれたのです。」

 銃を向けられてもマララさんの信念は変わらない。彼女は恐怖や銃よりも強いのだ。彼女は、こうも語っている。

 「私の魂が私に訴えてきます。『穏やかでいなさい、すべての人を愛しなさい』と。」

 すべての人の中には自分自身も入っている。自分自身を愛し、傷ついた心を癒そう。そして怖れよりも強い心で他の人を愛していこう。

担当  守矢 光児



 

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[ 2014/12/15 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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