◇ 校長室の使用についての提案 ◇ 

141220 校長室

◆◇ 校長室の使用についての提案 ◇◆

 仕事柄、様々な小中学校の職員室に行くことが週3日はある。職員室の広さや場所、机の配置などは学校によって様々で面白い。
 だが必ずと言って良いほど校長室は職員室とドア一つで隣接していて、ドアが開けてあることも多い。大抵の要件は職員室ですますが、込入った話だと校長室になる。この校長室、校長先生によって使い方は本当に様々である。

 先日、込入った話をしている時、ドアが開いて生徒さんがペコリとお辞儀をした。とたんに校長先生は 「では、検討いたしますので返事は明日で。」 と、こちらの要件をそそくさと切り上げた。
 職員室に戻ると教頭先生が 「すいません。急ぎの案件ができてしまって。」 と言いながら校長室に入っていった。

 実は、この学校では、いじめの対策会議や話し合いは校長室で行われる。生徒は医務室でも生徒指導室でもなく、校長先生が不在でも校長室で相談をすることができる。場所というものの価値をよくわかっておられる方ではないかと感心している。

 医務室や生徒指導室ではいじめた生徒の目に触れる。相談したくても監視されているように感じられる環境では、教師に話しかけることすらできない。
 校長室ならば護られていると感じられることだろう。生徒は職員室まで行けば、校長室に通され、プライバシーと身体の保護を保障されることになるという工夫である。同時に、他の先生方にもいじめ問題が発生したことを即座に周知することにもつながり教員の意識向上につながっている。

 だが、単に 「校長室を使う」 それだけのことだけでいじめが減ることはない。校長先生をはじめ先生方の熱意と指導がなければいじめはなくならない。先生方の姿勢から 「校長先生ならば護ってくれる」 という信頼感が生徒に生まれる。
 いじめが学校の隅でこっそりと処理されるのではなく、学校の重大事案として認識し、被害生徒の人権を学校の一番重要な場所で護るという、その対応の中に学校の取り組み姿勢が現れているように感じる。
 形から入るという言葉があるが、いじめ問題の重要性を形にする意味でも、校長室の活用などは、多くの学校で参考にできるのではないかと思う。

 この学校は 『生徒指導リーフ』 (文部科学省 国立教育政策研究所 発行) の生徒指導資料を使って研修会なども行っている。
 この取組に関しては、次回に取り上げたいと思う。

いじめは絶対に許さないが、私達の姿勢です。
たくさんの智慧で解決につなぎます。ご一報ください。

担当  興梠 規和


 

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[ 2014/12/20 17:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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