★ 人事を尽くして天命を待つ ★ 「いじめはよくない」 と言われていても、いじめはなくならない。
いじめをなくすため、「いじめ防止法」 が施行され、文科省は 「いじめ防止基本方針」 を策定した。また、私の地元では、月一回の教育委員会からの報告チェックや週一回の学年チェックが実施されている。
それでも、いじめで苦しんでいる子どもはなくならない。
いじめは子どもの間にあるばかりではない。大人になってもあちこちにある。大人でも、いじめに苦しんで自殺してしまう人も珍しくない。屈強な自衛官でさえ、いじめを苦にして自殺してしまう。
大人でもこれだけ辛いのだから、子どもたちの苦しみはいかばかりなのかと思う。
いじめはこっちが望んでいないのに勝手に向こうからやってくる。
いじめから逃れる方法はないのだろうか。
家に閉じこもれば、直接のいじめからは逃れられる。
しかし、「毎週、状況を報告しないといけない」 からと、教師が家までやって来て、辛い記憶をよみがえらせる。
時間を止めることはできない。
ましてや、時間を過去にさかのぼることは誰にもできない。
結局、起きた苦しみを取り消すことは誰にもできない。
「人事を尽くして天命を待つ」(注) という言葉がある。
家にいても苦しみから逃れられない。ならば、「変化はチャンスだ」 と考えて、努力するしかない。
必ず、変わるチャンスがくる。そう信じて 「人事を尽くす」。
できることをするしかない。
保護者は、「この子は絶対に立ち直る」 と信じてあげてほしい。
「禍福はあざなえる縄のごとし」、人生には悪いこともあるし、良いこともある。
子どもたちに伝えたい。
「これからあなたと出会うたくさんの人がいます。
これからの出会いは本当に素晴らしい出会いです。
だから、あなたに嫌なことをする人から離れて下さい。」
一人で戦うことが難しい人、親や友達のたすけがない人。私たちに知らせて下さい。
かけがえのないあなたのために、私たちは待っています。
あなたを護るための智慧を私たちはどこよりも持っています。
担当 興梠 規和
(注)「人事を尽くして天命を待つ」
人間として出来るかぎりのことをして、その上は天命に任せて、どんな結果になろうとも悔いはないということ。

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