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改正少年法の成立 

少年法が改正。小学生待つ厳罰
(12歳から少年院)

家裁の判断で小5も。小学生も少年院の時代に。


少年による凶悪犯罪への対応強化を目的とした改正少年法が25日参議院本会議で成立した。刑事責任を問えない14歳未満の「触法少年」の事件について、警察に捜索などの強制調査権を与え、少年院送致の下限年齢を現行の「14歳以上」から「おおむね12歳以上」とするなど、刑事罰の対象を「16歳以上」から「14歳以上」に引き下げた2000年の改正に続いて、厳罰化を進める内容となっている。公布から6ヶ月以内に施行される。<2007.5.25夕刊>



真君「新聞に、子どもに厳しい罰って、書いてあった。どうしてなの?子どもが起こす凶悪な事件が増えたから?子どもに厳しい時代になったの。」

姫先生「増えているかどうか数字を見てみましょう。2006年犯罪白書はインターネットで公開されているし、図書館でも閲覧できるわ。この数年増えていないし、殺人などの重大な事件もを見ると、統計の上では決して増えてはいない。(白書の第4篇、少年の刑法犯は第4-1-1-1図。それに第3節の「触法少年(14歳未満の少年)」4-1-3-1図、4-1-3-2図参照)」

真君「じゃ。テレビのニュース番組や週刊誌を見ると、少年事件の闇とか、子どもが凶悪化した、って言うよ。」

姫先生「それはね、マスコミの報道が繰り返されるから。体感的には大きいよね。ふと、振り返ってみると、どの家庭でも起きておかしくないって思える。それが不安や恐怖を生んでいるのよ。」
「事件という結果が起きるには、その原因があるの。最近は、親殺しなど、家族や友達、身近な存在に、憎しみや衝動が向いているよね。親もこうあるべきだって、圧力かけている。そもそも親の問題だ、家庭教育が大切だっていう人もいる。」

真君「年齢で刑罰がどう違うの?。触法少年とかって何?。「ぐ犯」って?。」

姫先生「刑法では14歳にならないと刑罰の対象になっていない。14歳以下で、刑罰に触れる行為をした少年が触法少年。ぐ犯っていうのはね。将来罪を犯すかもしれない少年ってこと。夜遊びや家出したり、親の言うことを聞かないってこと。」

真君「そもそも、どうして、こういうことになっているの?」姫先生「もしも、3歳の子どもが、家の中で間違って、マッチ遊びをして、大火事になり、たまたま家の中にいた、たくさんの人が死んでしまったら、3歳の子どもを裁判にかけて、死刑にするかな?」真君「たぶん。しないね。わざとじゃないし、生まれてから3年しか経っていないもん。」

姫先生「そうね。その責任が取れる年齢を14歳とされているの。中学2年生で誕生日が来て、14歳にならないと罰にならない。だから、それより小さい子が事件を起こすと、触法少年と呼ばれて、少年院ではなくて、児童相談所や児童自立支援施設に行ったりしていたの。今度の法律では、『おおむね12歳以上(1歳程度の幅)』って改正されたから、殺人などの重い罪を犯したら、触法少年も、たとえば11歳の小学5年生の子が、少年院に入ることになるのよ。」

真君「えっ。僕もなの。でも切れたりする子がいるから仕方がないのかな。でもさ、僕より下の学年のよく切れる子に聴くと、真君の家に行きたいって。真君のお父さん、お母さんの子だったらいいなって、きれないと思うって言うよ。」

姫先生「小学生の場合、少年では、擬似家庭(男女2人の法務教官)で温かく育て直しをすることになったようよ。子どもの善性を信じて、教育をし直して立ち直らせるそうよ。」

真君「友達の中には、被害を受けた子もいるよ。被害を受けた側はどうなるの。」

姫先生「一方、少年犯罪被害当事者の会の方は、触法少年に対して、警察が強制的に調査できることを真相解明のために良かったと評価しているし、犯罪をする少年のほとんどが、その前に“いじめ”などの行為をしている。その後の犯罪を抑えるためには、ぐ犯少年に関する警察の調査権も加えて欲しかったと考えているよ。」

真君いじめは、犯罪のおおもとだって、いじめは悪だって、教えてくれる親や先生がいればよかったね。そうすれば、小学生が犯罪をしなくもいいし、少年院に閉じ込められることもないのにね。教えられる場所や時間が無いのは、僕たちの損だよ。」

姫先生「家庭や学校で、善悪の区別を教えることは大切ね。小さいうちから、悪いことをしたら反省することを学習したいね。」


相談員 保護観察官 H.R


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[ 2007/05/29 09:16 ] 投稿記事 | TB(0) | コメント(2)

>姫先生「家庭や学校で、善悪の区別を教えることは大切ね。>小さいうちから、悪いことをしたら反省することを学習した>いね。」


ぼくも同感です。それだけ、家庭や社会が機能しなくなっている。
しかも深刻な状況。
法の改正だから将来良い方向で再び改正される事を願って
家庭にひかりを届けつづけます。 この運動もそうですね。

ひなちゃんさん、明解だと思いますよ!

「浅い段階」とはもちろん少年院送りのことでは
ないですよね。(誤解を招かないために)
[ 2007/05/30 07:05 ] [ 編集 ]

v-4犯罪をする少年のほとんどが、その前に“いじめ”などの行為をしているv-4

って、ことは、

「いじめの放置」って、
「犯罪者・養成プログラム」って

極論だけど、
言えちゃうわけねv-362v-363

そういう、視点、
反論も多いだろうけど、
必要だと思うな。

こどもだって、
一気に非行には走らない。

「段階的に」
悪いことに手を染めていくものでしょう。

だったら、「浅い段階」で、
きちんと対処する。

それに見合う「罰」を与える。
「叱る」
ということ。

とっても、大切だとおもうv-354


[ 2007/05/29 15:04 ] [ 編集 ]

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