◇ 事務長メッセージ ◇
◆◇ 夏休みの終わりに向けて ◆◇ 8月も半ばを過ぎ、多くの学校では夏休みも後2週間ほどとなりました。
リオ・オリンピックも開催中で、日本選手の活躍に、感動しておられる方も多いと思います。
さて、夏休みが終わりに近づいたこの時期、保護者の皆様には気を付けていただきたいことがあります。
それは、子供たちの自殺についてです。
内閣府の調査によりますと、9月1日の子供たちの自殺が突出して多いということです。9月1日だけでなく、8月31日、9月2日も実は多いのです。
文科省でも、夏休みに入る前に、自殺の予防対策に取り組むよう教育委員会や学校に呼び掛け、学校側にアンケート実施のほか、自殺をほのめかす書き込みがないかネットパトロールの強化などを要請しました。
家庭でも、子供たちの様子に注意をしていただきたいと思います。
子供の自殺には、事前に自殺のサインがあると言われています。
・いつもなら楽々できるような課題が達成できない。
・気力がなかったり、腹痛や頭痛がよく起こったりと、体調不調を訴えている。
・部屋に閉じこもることが多く、ため息をついたり、涙を流したりする。
・夜眠られないから昼間寝てしまい、昼夜逆転の生活をする。
この様な兆候があったら、要注意です。
ただやる気がないだけ、サボりたいだけなんじゃないの? と疑いたくなると思いますが、子供が何か悩んでいるのではないか?ということも考えてみる必要があると思います。
決して無視したり、たかをくくったりせず、子供の気持ちを理解して支えることが必要です。
そして、もう一つ見逃せないのは、夏休み中に乱れた生活リズムを元に戻せないというものです。
実は、この生活リズムの乱れは、不登校など様々な問題につながっていく可能性が高いのです。
不登校の生徒が学校を休みはじめた時期については、7月~9月が最も多くなっています。
まずは、就寝や起床、食事の時間をキチンと決めて十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送ることから、夏休み明けへの対策を始めることが大切だと思います。
楽しい夏休みは終わりが近づくにつれ、次第に憂鬱な気持ちになるものです。
子供の様子をしっかり観察して、最悪の事態を未然に防ぐように心がけ、残りの夏休みを有意義に過ごしていただきたいと思います。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和

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