★☆ 次なる10年に向けて ☆★ 

161123 安芸の宮島

★☆ 次なる10年に向けて ☆★

■ はじめに
 私たちの団体、「一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク」 が、“NPOいじめから子供を守ろう!ネットワーク” として活動を開始して、早いもので来年 2月には 10年になろうとしています。

 私自身が、この運動にかかわり始めたのは、運動が始まって半年くらい経ってからではなかったかと思います。
 以来、広島にて子供の親の立場で、いじめの相談やシンポジウムの開催、ポスター掲示の交渉など、微力ながら活動して参りました。
 変わったところでは、自ら作詞作曲したいじめ撲滅ソングをサポーター仲間と演奏し、イベントに出演するようなこともしております。
 仕事も持ちながらの活動は、やはり限界はあり、やりたいことの10分の1も出来ないもどかしさを感じながら、とにかく継続することを心掛けています。

 継続が大事と考える理由は、“いじめから子供を守ろう” という団体名称に、いじめに苦しむ子供達、そしてその保護者を “積極的に” 守ろう、救済しようという強い意思が込められていると思うからです。
 そして、こうした積極的に救いたいという意思を持った団体が、身近に活動しているということが、地域でいじめに苦しむ子供達やその保護者を励ますことになると信じています。
 お陰様で、ちょうど2年前には、広島市社会福祉協議会から表彰して頂くことが出来、大変励みになりました。

■ 癒えない苦しみ
 一年ほど前に私たちの仲間に加わってくれた女性がいます。
 彼女は、高校生の一人娘を持つ親でもあり、小学校一年生の時の数ヵ月間、執拗ないじめにあった経験を持っています。
 そして、この団体の存在を知った時、自分の気持ちを分かってくれる人がいると救われた気持ちがしたというのです。

 いじめを経験するという苦しみは生涯忘れることの出来ないものとなって、その人の人生に大きな影響を与え続けます。
 彼女も、いじめの経験は僅か数ヶ月に過ぎませんが、約 40年を経た今でもその体験を語ろうとすると、その苦しさがまるで今しがたの出来事のようにフラッシュバックし、当時の苦しみを思い出して、目に涙が滲んできます。

 いじめっ子たちのからかいや悪口、仲の良かった友達の裏切り、先生が何もしてくれなかったこと、「学校に行きたくない」 と両親に言えずに辛かったこと、それはいじめが心の純粋な子供達にとっては本当に過酷すぎる経験であるのだと改めて感じさせられます。
 心の傷は、本当には癒えないのです。

■ 活動10年を経て
 私たちの活動の当初からのスローガン “いじめは犯罪” という言葉は、あらゆるメディアや専門家の間でも共通言語となり、社会的には常識になりました。
 同時に、訴え続けてきた 「いじめ防止法」 の制定も、大津市でのいじめ自殺事件を経て、大きな世論が盛り上がって、「いじめ防止対策推進法」 として 3年前に施行されました。

 こうした社会情勢のいじめに対する変化に、少しは役に立てたとの思いもあり、私たちの活動が一定の役割を全うしたかのような気持ちになったこともありました。

 しかし、このメルマガやメディアでも最近数多く取り上げられている通り、いじめの防止に決定的な役割を演じると見られていた 「いじめ防止対策推進法」 が、その期待を裏切り、全く機能せず、いじめ自殺やいじめを抑止する力になっていないことが分かってきました。

 そして、ここ2ヵ月ほどは、青森でのいじめ自殺事件を始め、連日いじめの問題が大きく報道され続けています。

 いじめ自殺事件の度に、自殺した子供の保護者の方が悲しみの中、涙を浮かべながら、記者会見やシンポジウムなどで発言される様子を見る度、保護者の一人として、私も悔しくてたまらない気持ちになります。

■ 次の段階へ一層の力を
 私たちの10年に渡る活動は、確かに一定の成果を上げることに成功したと思います。“いじめ問題の啓蒙” という第一段階の仕事は、ある程度出来たのではないでしょうか。
 いじめ問題を軽視する風潮は影を潜め、これは大変な問題であるという社会共通の認識は出来たように思うのです。

 そして、いよいよ活動が次の段階、いじめの撲滅に向けて、本当の力を発揮すべき段階に入ろうとしているのだと思います。

 そのためには、私たちと同じ気持ちでこの活動に参加してくださる方が、日本中でもっともっと増えて欲しいと思います。
 メルマガの購読者となって頂くことやポスター掲示の協力を頂くこと、勉強会やシンポジウムの開催お手伝いなどに参加して頂くことなど、様々に関わりを持った方が増えて欲しいと思うのです。

 最近、自らもいじめ体験がある、ある20代の若者がこの活動に関心を持ち、積極的に参加したいと申し出てくれています。ボランティア活動に対する社会の評価が高まっていることも彼の背中を押してくれているようです。

 いじめに巻き込まれる不安の渦中にある若い保護者の方や、いじめにあって苦しんでいる方へのアドバイスといったいじめからの救済活動、そして、学校の隠蔽体質を覆すために教師への罰則規定を含めるという 「いじめ防止対策推進法」 の改正に向けての運動、その双方に力を発揮するためにはもう一段エネルギーの結集が必要です。

 協力いただける方がいらっしゃいましたら是非、お力添え頂ければと思います。

いじめから子供を守ろうネットワーク
広島代表 山本浩徳


 

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[ 2016/11/23 22:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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