★☆ 大切な命を愛せよ ☆★ 私は、命を愛することが、いじめをなくし、生き生きと人生を送り、人々が共に生きる社会を創ると信じている。
だから、教育という切り口を通じて、自分の命や他の人の命を大切にし、共に助け合い、生かし合う、創造にあふれた未来社会の実現をめざしている。
生きていると、人生を深く味わう時もくる。例えば、それは大切な人との別れである。
しかし、その別れの原因が、けっしていじめであってはならない。
いじめは、人が作り出しているもの。思い一つでなくすことができるものである。
その思いとは、たった1点。どの人も祝福されて生まれてきたことと、愛すべき存在であることを忘れなければいい。
人と人がお互いを大切にして、共に生きるためには、難しいことはいらない。他の人との出会いの中で、自分を愛することや、人を愛する力を育んでいくことだ。
私は子どもたちに伝えたい。
「愛せよ。
あなた自身を、あなたに出会う人々を。
みんな一人で生まれてきて、一人で命を終える。
誰もが尊きひとり。
されど
生まれてきたときに
すでに あなたは
祝福された愛すべき存在だったことを
忘れないでほしい。
そして
あなたが出会うすべての人が
生まれた時から
愛すべき存在だった。
それならば
個性の違いを受け入れよ。
愛せよ。
あなたの枠組みで
愛を限定するな。」と。
そして、「共に生きる」ことができる人間となるための基礎力を育むのは、教育の場であると私は考えている。
はじめは、家庭教育、保育園や幼稚園での教育。そこで、心を育む。育まれた心が基礎力となって、小学校という環境での学びを体験するのである。もちろん、小学校に行っても、家庭教育は、続いている。
小学校では、思いを行動に移し、経験を増やしていく時代。
初めて行うことを失敗するのは、当たり前である。失敗を体験するからこそ、繰り返し練習する。そして、繰り返し練習することが、勤勉や努力という才能を育む。
失敗が気づきを産み、その気づきが次の成功を産むことになる。だから、失敗しても、気づきがあれば、それは成功だと私は考えている。
新しいことにチャレンジする、行動する勇気。
行動する勇気は、親や教師が見守る安心と安全の中で、自分を愛し、他の人を愛することによって、育つものである。個性の違いを受け入れ、共に生きていくことができる世界は、喜びと創造にあふれている。
小学校での成功体験は、共に生きる喜びを味わう体験と重ね合わせることで、喜びを倍増させ、絆を深める。
教師は、共生の意図をもって、集団の育成を進めていくことが大切である。希薄な関係の体験しかない子どもたちに、協働で生きる豊かな体験を何度味わわせることができるかが、教育の使命である。
学校教育の中で、明るく生き生きと、共に生きる体験が育まれたとき、その体験が30年先の未来の明るい未来ビジョンを拓くのである。
泉章子の子ども未来プロジェクト代表 泉 章子(いずみ しょうこ 元小学校校長 )

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