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☆★ 希望はあなたの中にある ★☆ 

200711 ハス1

☆★ 希望はあなたの中にある ★☆

■ 「いじめは学校で起きている」を再確認

 新型コロナウイルスの感染防止策の一つとして、小中学校が休校になることが決まった時、自らもいじめられた体験を持っていて、今はこの活動のサポーターをしてくれている女性が、
「いじめられている子にとっては、いじめが無くなっていいですね」とサラッと私に言いました。

 私は、考えても見なかった視点だったので、意表を突かれた感じになって、ストレートに賛成する気にもなれず、
「うーん、学業への影響が大きすぎるからね、そっちも考えると、どうかなあ、よかったねとは言えないかなあ」
とどっちつかずの返事しか出来なかったのを覚えています。

 しかしながら、現実に学校が休校中は、いじめ相談そのものはすっかり減ってしまいました。そして、朝の通学の声が街に響き、学校がほぼ正常な状態に戻った途端に、前回のメルマガでも取り上げられた北海道のいじめ自殺事件が起こりました。

 この事件は、氷山の一角だろうと思います。学校が再開して、結果、いじめも再開若しくは新しいいじめが始まったのです。
 SNSやネット上でのいじめもありますが、やはりいじめが学校を機縁として起きている事を改めて認識させる結果となりました。
 あの女性サポーターの一言は、現在いじめを受けている子からすれば、真実なのかもしれません。

■ いじめられた側の苦しみは永遠、いじめた側は?

 いじめ問題は、ほとんどの人にとって、当事者になるまでは、他人事でしかありません。自殺に至って、ニュースにでもならなければ、学校の中で起きたことが校外に漏れることもほとんどないでしょう。

 しかし、いざそれが我が子がいじめられているということになった時、事態は急変します。
 不登校になれば、保護者は子供から目を離せません。仕事を休んだり、会社に交渉して、働く時間帯を変更してもらったり、更に学校に足を運んで、学校側や加害者とのやり取りをしなければならず、ほぼパニック状態です。

 そして、何らかの形で、いじめから脱出できたとしても、いじめ被害者の心には深い深い傷が残ります。加害者側の真摯な謝罪を得て、真の解決に至るケースで、お子さんも元の学校に元どおり元気に通うことが出来れば良いのですが、なかなかそうはいきません。

 結局、心に受けた深い傷は後々まで尾を引くことになります。
 いじめ被害者の会の様な組織があるとは聞いたことがありませんが、ある時、ある女性からお電話を頂き、是非ということで足を運んだところ、そこは精神疾患を持つお子さんを抱える親の会でした。
 そして、そこで知ったのは、ほぼ全員のお子さんが悲惨ないじめを受けた経験を持つという事実でした。そこで私は、いじめ被害者が自殺に至らずとも、いじめによって陥る極限の状況を目の当たりにしました。

 精神疾患を発症するのは、いじめを受けてから、何年も経ってからであることが多く、いじめが病気の原因である事を証明することは難しいことの様です。
 しかし、本人とその家族は、多くの場合、一生涯その病との戦いで苦しみ続けることになるのです。
 ですから、いじめ加害者が、ちょっとウザいからいじっただけ、とか、そんな一時的なことで済ませられる問題ではないのです。

■ 希望はあなたの「優しさ」

 そんな中で、一つ嬉しい話があります。
 そのお子さんは、つまらぬ嫉妬からいじめに遭いました。学校との交渉も拉致があかず、結局保護者と本人の希望で、転校を選択しました。
 そして、新しい学校、新しい教室、新しい同級生、全く新しい環境にたった1人身を置いて、とても大きな不安の中、新生活がスタートしました。

 私もいじめ相談を受けて、学校との交渉に同席したり、色々と関わっていましたので、気にはなっていましたが、数ヶ月経って、保護者の方から、連絡を頂きました。

 その内容は、新しい学校に慣れたお子さんが書いたという作文でした。そこには、新しい学校で最初に声を掛けてくれて、その学校で初めての友達になってくれたお子さんへの感謝が綴られていました。

 最初はまたいじめられるのではないかと不安だったこと、その友達のおかげで救われたこと、ありのままの自分でいられる今の学校生活がとても楽しいことが、みずみずしく語られています。
 その友人のおかげで、その後立ち直ったお子さんは、受験にも成功し、希望校に進学出来たとのことです。

 私は一つの希望を見た気がしました。
 その友達は、何気なく声を掛けたかも知れません。しかし、そのちょっとした気遣いや優しさが、傷ついた1人の未来あるお子さんの人生に、立ち直り、救いのきっかけを与えるという大きな仕事をするかも知れないのです。

 いじめでは、よく傍観者になるな、ということが言われます。ここでも、あなたの小さな「優しさ」が、他人の人生を変え、幸福をもたらす様な思わぬ大きな仕事へ変わることがあるという意味で、普段の生活の中でも他人に無関心な傍観者となってはならないと私は教えられた気がします。

 その1人のお子さんにとっては、まだ見ぬあなたの「優しさ」が唯一の希望かも知れません。
 狭い教室に中に、広がっていいのは「いじめ」でなく、そんな「優しさ」の連鎖ではないでしょうか。

山本 浩徳

 

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[ 2020/07/11 11:37 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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