子供たちに任せて、本当にいじめが解決できるのでしょうか。大人が、いじめは「絶対に」悪(犯罪)であることを教え、加害者に対する処罰をすることが必要ではないでしょうか。「子どもが自分で考え、解決できるように誘導する」とは、一見解決への道に聞こえますが、大人のいじめに対する問題放棄に聞こえなくもありません。by HM
「頑張れ」の押し付けダメ
いじめ相談にガイドライン
「『頑張れ』が重荷にならないように」「説教や指示はだめ」
文部科学省は、2月から全国各地で始まった24時間いじめ電話相談の担当者が、子どもに対応する際のガイドラインを策定した。25日に全国の教育委員会に配布する。
電話相談は通常、教委の指導主事や警察の相談員、臨床心理士らが担当。しかし24時間態勢維持のため、教員OBや心理学専攻の学生らを動員するケースも多い。不安を抱える子どもに適切な対応ができるよう、マニュアルの整備を求める教委が多かった。
ガイドラインはまず、匿名で顔が見えないという電話相談の特性を踏まえ「一つの価値観や一般論を押しつけて解決策を指示したり、説教口調で助言したりしない」と警告。「子どもが自分で考え、解決できるよう誘導する」と基本的な心構えを説明している。
相談電話の統一番号は(0570)078310(なやみいおう) 6月24日付 中日新聞
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今のいじめは、子供の力では解決できないということが、文部科学省のお偉方には理解できていないように見受けられます。
そもそも、自分で解決できないから、相談するんでしょうが?!
私は、不登校の親の会や相談会を行っているボランテァアグループで活動してますが、公的な相談を利用して、かえって、傷つけられたという話が、結構、多いです。
それは、相談者の個々の事情を無視したような一般論をくどくど話されたり、解決のための助言を示さず、ただ「頑張れしっかりしろ」と励ますだけだったりで、相談者は、「あなたがダメだから苛められるんだ」と責められてる気がして、相談する前より落ち込んでしまう、ということです。
ここの掲示板のように、苛め解決のための具体的な対応を示した上での励ましであれば、勇気を出して頑張ろうという気になれると思いますが、苛められ辛い思いをしている自分を否定されるような話を聞かされた後に、頑張れと言われれば、それは、お前は頑張っていないという非難の言葉にしか聞こえない訳です。
「『頑張れ』が重荷にならないように」「説教や指示はだめ」
は、そういう意味では、そうだと思います。
でも、「子どもが自分で考え、解決できるよう誘導する」というのには、疑問を感じます。
親や教師に相談できず、電話相談を頼らざるを得ない状況に追い込まれている段階の子どもに、いきなり「子どもが自分で考え、解決できるよう誘導する」のは、無理があります。
「子どもが自分で考え、解決できるよう誘導する」までの過程をどうするかを、いろいろなケースを想定して、きめ細かくシュミレートしてマニュアルを整備し、そのうえで、マニュアルのみに頼らない心の通った対応が出来るように指導することが望まれると思います。
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