暴行や万引き行為の強要は去年の夏からで、6月2日の昭島署への届出から逮捕まで6週以上かかっています。いじめ被害者の救済措置の遅れは否めません。余罪を追及しているとの報道もあります(日刊スポーツ)。ゼロトレランスの導入こそ再発防止に採り入れてほしいです。by Y.H.
いじめ中3の5人逮捕
傷害や暴行容疑
『お前はサンドバッグ』
学校内で同級生に集団で暴行してけがをさせたとして、警視庁少年事件課と昭島署は十八日、傷害や暴力行為法違反などの疑いで、東京都昭島市に住む、十四-十五歳の同市立中学三年生の少年五人を逮捕した、と発表した。
調べでは、五人は五月三十一日午後一時半ごろ、自分たちが通う中学校の教室で、同級生の少年(14)を拳で殴ったり、けったりし、太ももに一週間のけがを負わせるなどした疑い。
被害に遭った少年は、別の同級生の少年とともに、日ごろから五人に目を付けられ、「おまえはサンドバッグだ」と小突かれたり、殴られたりするいじめを受けていたという。犯行当時は授業開始直前で教室内に三十七人の生徒がいた。授業が始まり、教室に入った男性教諭(37)が雰囲気がおかしいと感じ、「何があったか書いてほしい」と紙を配ったところ、十一人の生徒が事件を証言し、犯行が発覚。学校側が同署に相談していた。
五人は昨年夏ごろから校内で暴力をふるったり、同級生に万引を強要したりしていたといい、同課が調べている。
この件のいじめは明らかに犯罪です。(というより、校内犯罪をいじめと称しているだけかも)
この学校は、いじめを隠蔽せず、きちんと警察に知らせていました。そのことは、評価すべきだと考えます。
「犯罪が発生したら警察に通報する」、こんな当たり前のことを、全国の学校が実践することが教育再生への第一歩だと思います。
コメントの投稿