いじめなどを理由に自殺した子どもたちの写真が並ぶ「ジェントルハートメッセージ」の会場
いじめや暴力が原因で自殺した子どもたちの
18人の笑顔 涙誘う いじめ原因自死 福岡でパネル展
いじめや暴力が原因で自殺した子どもたちの写真やゆかりの品を紹介するパネル展「ジェントルハートメッセージ」(西日本新聞社など後援)が20日、福岡市・天神のアクロス福岡交流ギャラリーで始まった。いじめ問題に取り組む川崎市の特定非営利活動法人(NPO法人)「ジェントルハートプロジェクト」が主催。22日まで。
昨年10月にいじめを苦に自殺した福岡県筑前町の森啓祐君=当時(13)、2004年に中学校で生活指導を受けた際に校舎から飛び降りた長崎市の安達雄大君=当時(13)=ら九州の5人を含む18人の写真が並ぶ。生き生きとした笑顔ばかりだ。
「事故にあって寝たきりになりましたが、どんなにつらいリハビリにも弱音を吐かずに耐え、歩けるまで回復したのにリンチにあうなんて…」
「生まれ変わっても、あなたの母になりたい」
写真のそばに、それぞれの親がメッセージを添えた。子どもたちがスポーツに打ち込んでいる写真、将来の夢を書いた作文、生前の思い出深い言葉を記した色紙なども展示している。
福岡市城南区の主婦則元陸子さん(67)は「写真の子どもたちの顔は皆、笑顔で優しい。希望に満ちた将来があっただろうと思うとたまらない」。そう話し、涙をぬぐった。
21日午後1時から「いじめ社会の中の子どもたち」と題し、同NPO法人理事の小森美登里さん(50)と、森君の母美加さん(37)らが講演。22日午後1時からは、九州在住の遺族3人によるミニ講演会がある。
入場無料。アクロス福岡=092(725)9100。
=2007/07/21付 西日本新聞朝刊=
※記事以外のコメントはBBSへ投稿ください。
☆おとな向け掲示板☆ ☆児童・生徒向け掲示板☆
☆ご協力のお願い☆現代のいじめ問題を多くの人に知ってもらい、日本の子供たちを救う運動を広げるために、「ランキング」への投票を、ぜひお願いします☆m(_ _)m↓(下のバナーを、それぞれクリックしてください)
↑人気ブログランキング ↑ブログ村 ↑FC2ブログ☆ランキング