山形シンポジューム ②
田中: 学校の「事なかれ主義」が指摘される。
井沢: ある学校で、解決策として双方の話し合いを行ったが(多対一の構図のため)いじめられている子の一方的な糾弾になった。学校ではよく話し合いが行われるが、ほぼこうなる。しかし、聞いている担任は何も指導しない。これは、学校が対処法を知らないから、そして物事を大きくしたくないからだ。
矢内: 教師の多くに「事なかれ主義」はあるだろう。いじめがあると、学校や管理職の責任が問われ、評価が下がるという背景があるからだ。事実をうやむやにしないために、保護者が、いじめられた被害を細かく記録に残し、それを持って教師や校長、教育委員会、マスコミに相談することを勧めている。
後藤: 「子どもの心のケア」ばかりで、学校が、今起きているいじめに厳しく対処できないという面もある。しかし、いじめを絶対に許しちゃいけないというムードや意識を教室に発しただけでも、いじめ防止に効果があるものだ。教師は、いじめ問題にきちんと対応しなくてはならない。
矢内: 人をいじめて何も思わず、あるいは快感を感じる子どもが、悪いことだと教わらないまま成長したら、どんな人生を送るのだろうか。いじめられている子も、いじめている子も救うため、幼いうちに善悪をはっきり教えていくことが必要だ。
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