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大人は知らない ネットいじめ  

     大人は知らない ネットいじめ 


              県教委が調査


神戸市内の私立高校で三年生の男子生徒=当時(18)=が自殺、同級生(17)が恐喝未遂容疑で逮捕された事件では、携帯電話のメールやインターネットを使ったいじめの問題が浮かび上がった。教師や親に知られずに“標的”をつくることができる「ネットいじめ」の闇は、子どもたちの日常に潜んでいる。各地の相談窓口には深刻な訴えが寄せられつつあり、いじめと自殺を結ぶ存在として、あらためてネットの世界がクローズアップされている。兵庫県教委は今夏、全公立小中学校と県立学校で初めての実態調査に乗り出した。


 兵庫県内の女子高校生は、友人への携帯メールの返事が遅れたとたん、「うざ(い)」などの悪口メールが複数の友人から殺到。グループからはじかれたと感じた。


 この女子高生から相談を受けた神戸市内の民間団体の担当者は「面と向かって言えないこともメールだと気軽にでき、次第にエスカレートしていく」と話す。


 宝塚市教委には四月以降、いじめなど五件の相談が寄せられた。ネット掲示板を使ったいじめでは、「存在そのものを消したい」などの書き込みや、友人の名前を勝手に使った中傷などがあり、学校教諭が相談してくるケースもあったという。


 高砂市内でも昨年秋、携帯電話で閲覧できるホームページ上に、中学生の写真とともに中傷の言葉が書き込まれた。


 一方、兵庫県警に寄せられたメール、ネット上の名誉棄損やひぼう中傷に関する相談は、二〇〇四年は七十二件だったが、〇六年は百六十五件と倍増。今年は七月末で、すでに百件を超えた。


 兵庫県教委は五月、ネットいじめに関する研究会を設置、調査結果を踏まえて対策を練る。「本当に見えにくい。学校現場は頭を悩ませている」と県教委義務教育課。


 文部科学省も毎年実施しているいじめ調査に、二〇〇六年度分から「携帯やネットによる中傷」の項目を追加した。


 若者とネットメディアに詳しい岡田朋之・関西大教授は「高校生にとって携帯電話は生活インフラ。大人も特性を知り、的確な使い方を根本的に考えるべきだ。特に教師は、どういうことがネット社会で起こっているかよく知らない。“夜回り先生”がいるように、ネット見回りも必要ではないか」と指摘する。 神戸新聞ニュース


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