いじめストップ 皆の手で/那覇市でシンポ
「いじめを許さない!いじめは必ず克服できる」と題したシンポジウムが十八日、那覇市首里石嶺町の県総合福祉センターで行われた。PTA関係者や父母、教員、いじめ問題に関心を寄せる人たち二百人以上が集まり、講演や議論に熱心に耳を傾け、いじめを許さない取り組みに向け、決意を新たにした。 主催者でNPO「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」の矢内筆勝代表が「現代のいじめは昔とまったく違い、極めて悪質で残酷で巧妙。多くが犯罪で人権侵害であるにもかかわらず、学校の中では『いじめ』としてくくられ、犯罪と見なされなくなる」と指摘。被害者の心を破壊し、親にも言えず自殺に至るまで追い詰められている実態を報告し「今の日本は異常事態。この状況を放置する国民は滅びるしかない」と警鐘を鳴らした。
基調講演では教育評論家の森口朗さんが、いじめを議論するときの心構えとして「まず、一番目は被害者をどう救済するか。それができたら、二番目に加害者の処罰。いじめは悪いことだと示すためにも処罰しなければいけない。その次が、加害者のケア。再犯防止のためにも、なぜいじめてしまったのかを考える。そして最後にいじめ防止策を考える」と四点を順序立てて、解決していくことの重要さを説いた。
シンポジウムには矢内代表、森口さんのほか少年鑑別所法務教官の高良芳広さん、那覇市PTA連合会の徳留博臣会長、同NPOの井澤一明事務長が登壇した。
高良さんは「例えば恐喝を、先輩にやられたんだから上級生になったら自分もやるのは当然と思っている。そうではなく、恐喝は悪だということを子供たちに教えなければならない」と話した。井澤さんは「担任や校長が本気になって対応すれば、いじめは三日でなくなる。親も子供のために闘ってほしい。そのときは文書を作って証拠を残し、自分の中でしっかり整理すべきだ」と指摘した。
徳留会長は、前日正式に発足させた、いじめ防止プロジェクトチームについて「二年前から準備してようやく実現した。機動力と専門性を生かした活動をしたい。多くの人が関心を持ち、子供たちに一声掛けるようになってほしい」と今後の抱負を話した。森口さんは同プロジェクトチームについて「通報システムを犯罪系と非犯罪系に分けたのは全国でも初めてではないか」と評価した。
またこのほか、中学生五人が「いじめから子供を守ろう」と寸劇を演じ、大きな拍手を浴びた。
沖縄タイムス
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