塾を経営されているoharaさんからレポートをいただきました。
教育の現場におられるoharaさんでさえ、現代のいじめの実態には驚かれいる様子が伝わってまいります。もっと具体的なお話があったと思いますが、やわらかくまとめてくださっています。
事務長 井澤一明
学習塾を経営しています。
生徒にも聞いてみましたが、
①「いじめはある」
②「先生は何もしてくれない」とのことでした。
実際、いじめにあった子は不登校または転校ということになるそうです。
生徒たちに「もし、いじめにあったら親に言うか。」と聞いてみました。
全員「言わない」とのことでした。
理由を聞いてみると、
①「親に心配をかけたくない」
②「自分にもプライドがある」
③「学校が何もしてくれないことがわかっているので、火に油を注ぐだけだ」
という回答でした。
今回は、「いじめ」ということで初めて生徒に聞いてみましたが、それ以前にも公務員体質については数々の問題を生徒や保護者から聞いておりました。
例えば、定期テストでどうしても解答が出ない問題について質問をしたところ「誰も気づかなかったのに余計なことをして。」と担当教師に言われ、その子はその後定期テストで97点~100点を取り続けても卒業なでその教科の通知表は「3」でした。
また、先生の連絡ミスで当番の人が準備をできなかった理科の授業では、あろうことか先生がきれて「やる気はあれば準備くらいできるだろう。」と教室を出て行ってしまい、自習になったこともあります。
これらの事例は、県の教育委員会の方と話す機会があったので報告をしました。県教委によると、「どんどん報告してくれ。」とのことでした。数が少ないと、学校に確認をして「そのような事実は確認できなかった。」と返答されると追えないそうです。(もっとも、県教委の方は現場をみると高校を公務員で運営することに疑問を感じる、とおっしゃるくらい公務員体質に対し普通のセンサーが働いている方でしたので、これを市レベルに落とすとどうなるのかはわかりませんが。)
また、塾生の保護者には県庁のいわゆるおえらいさんや教師の方もいますが、皆さん、進学相談のときには「自分の子供は公務員には預けられない」とおっしゃいます。しかし、実際経済的な問題で公立しか選択できない家庭もありますので、ぜひとも公教育に正義を取り戻してほしいと思います。義務教育課程ならなおさらですよね。これからも教育に携わるものとして、子供たちの未来を守っていきたいと思います。
追伸
「現代のいじめ」ということですが、いじめ事例を具体的に聞き出すのは、実はとても難しいです。塾生たちは「自分たちは中立を守っている」と言い張りますし(加害者ではないと言いたいのだと思います。)、そうでなくても学校生活は疲れるようで、塾に来てなんとか勉強に集中しようとしているところなので、子供たちの状態をみてそのような話をできるかどうか講師たちもかなり気を遣います。しかも、学力低下が甚だしいので塾としては『勉強』させるのが本道ですので難しいのです。基本的には1対1で話をできるときにしか聞けません。
そんななか、何とか聞き出したことは
「現代のいじめ」は必ずターゲットがひとりだそうです。
(昔はいじめられっ子グループのようなものがいて、いじめられていても仲間はいたと思うのですが。)しかも、その矛先はなにがきっかけで自分に向くかはわからない(いじめられていた子がいじめる側に回る可能性が大ー逃れたいからー)ということです。しかも、巧妙で心を破壊していきます。
例えば、
①コンパスでちくちく刺しても、決して跡がつかないようにする
②わざといじめない日をつくり、安心させ、翌日手のひらを返したように元に戻っていじめる等。
事例①
当時の生徒会長・学年成績NO.1・サッカー部のキャプテンが万引きグループの主導者であるということを聞ききました。彼は自分では絶対に手をくださず、グループを使って万引きさせ、ひとりずつ新人を引き込んでは、グループに見張りをさせ、新人(いじめターゲット)に万引きをさせた。
事例②
別の事例(最近保護者に聞いた話)では、成績優秀で有名な兄弟がいるのですが、その弟(小1)はひとりずつ体育館の裏に呼び出して殴る・蹴るの暴行(この場合は親が見てわかるほどの暴行跡あり)をはたららく。しかし、一人でやるので証拠はないし、先生に相談しても信じてもらえないということでした。
主人(塾長)は『教室の悪魔』という本を読んで背筋が寒くなったと言っていました。この『教室の悪魔』を年末から校舎においてみました。生徒たちは、手にとってほとんど読んでいます。
その感想は
「ありえる。」
「死者は出ていないけど、これくらいのことはある。」
ということでした。県内でも成績優秀な学校で有名な公立中(県トップ校合格者数が国立付属中についでトップ)の子です。塾長も、私も(いくらなんでもここまではいっていないだろう。)と思っていたので衝撃を受けています。引き続き、生徒たちとは様子を見ながら「いじめについて」話す機会を持とうとは思っております。
ohara
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ありがとうございます。
いじめ問題をはじめとする教育界の抱える問題については
このブログにどんどん投稿しようとおもっておりますので、
ぜひご覧ください。
また、タケウチヨシオ様のブログも拝見させていただき、投稿させていただきます。
オリエンタル竹さんの健康道場のお知らせです。
貴方の情報と私の情報とで上手くリンクをしていきましょう。
情報を交換してゆきたいと思います。
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[2007/01/11 00:18]
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