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元教師 うち学校のいじめ防止 (投稿記事) 

はにわあるどさんのいじめ撃退成功に引き続いて、元教師のOsadaさんから、学校側としての環境づくりによって、いじめ問題を起こさない予防事例をいただきました。
このような取り組みをしている学校も、そして成功している学校も確かにあります。しかしながら、全国に蔓延している学校からの「いじめゼロ報告」など、体質、システム的問題が「いじめ問題」の背景にあります。
私たち、ひとりひとりが「いじめ問題」を自らの問題として受け止めることが肝要だと考えます。
               事務長 井澤一明



  1.時間を守る
          教師自身が授業の始まる前に教室に行き
    始業チャイムと共に授業を始める。生徒に時
    間を守ってもらうには、まず教師から、。チ
    ャイムと同時に授業が始まるので、挨拶をき
    ちんとすることができ、スムーズに落ち着い
    て授業に入れます。礼節が守れます。

  2.友達の頑張りを認める
     友達が努力していることを素直に祝福しよ
    う、という指導をしていました。こういった指
    導により、自分と個性の違う友達を受け入れ
    る気持ちが育つように思いました。自分が頑
    張っていることを認めてもらえるのは嬉しい
    ことだと思います。  

  3.空間を大切に
    おそうじです。整理、整頓の徹底が、
    ひきしまったクラスをつくっていました。


 先生間の意思疎通も非常に重要視していました。その学年で起こったことは、どのクラスのことも、学年の先生全員が共通して知っている状況を常に作っていました。
これにより、担任だけが自分のクラスの問題を抱え込んで、対応ができないまま時間が過ぎる、ということがなく、問題が深刻化することを防ぐことができます。
 また、教科担任がクラスの様子を、学年主任や担任に気軽に報告できる雰囲気も大切にしていました。担任を持つと往々にして「一国一城の主」となり、なかなか隣のクラスの生徒を指導するのが難しかったり、逆に援助もしにくい、という状況が多いかと思いますが、それを防ぐために、徹底して情報の共有を行っていました。
 会議においては、「新しい先生から意見や気づいたことをお願いします。」という姿勢でした。自分たちは当たり前、と思っても、新しい人から見たら気づくことが違うだろうから、、とそういった第三者的な目も大事にしていました。
 先生方全員の目で子供を見守っている、というのを常に子供たちに訴えていました。
たとえば、休み時間に何か子供たちがもめていた場合なども、「どうしたの?」とどの先生でも関わっていくことができます。(「担任じゃないから関係ないだろ。」とか「教科も持ってもらってないだろ。」ということを生徒に言わせない環境をつくっていたのです。
  このような「先生方全員で共通認識を大事にして、情報を共有する」ことが、悪いことを考える生徒にとっては非常に抑制が働いておりました。

 いじめの防止、子ども達の非行防止、として非常に効果がありましたので、ご紹介しました。
                 Osada


 


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[ 2007/01/15 12:17 ] 投稿記事 | TB(0) | コメント(0)

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