ネットいじめに対し、ようやく政府も動き出しました。
「政府広報」の一部を紹介します!by Y.H.
後を絶たない「ネット上のいじめ問題」を防ぎ、
子どもを守り育てる

学校裏サイトや携帯メールを利用したネット上のいじめが社会的な問題になっています。このような状況を踏まえ、国では、「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議」を開催し、「ネット上のいじめ」対策のため、さまざまな取り組みを行っています。
広がるインターネットを利用したいじめ
インターネットや携帯電話の利用が急速に普及する中、ネット上のいじめにより、大人の知らないところで誹謗(ひぼう)中傷を受けるといった深刻な被害に遭う子どもが増え、社会問題になっています。
特に、各学校の公式サイトとは別に立ち上げられた「学校裏サイト」やプロフィール掲示板(プロフ)やブログなどのサイト上では、ターゲットとなる相手を誹謗中傷した書き込みや画像が掲示されたり、覚えのないうわさが立てられたりする、いわゆる「ネット上のいじめ」の被害が後を絶ちません。
平成18年度に、国公私立小・中・高・特殊教育諸学校を対象に行った「児童生徒の問題行動など生徒指導上の諸問題に関する調査」において、「ネット上のいじめ」に関する調査が初めて行われました。その結果、いじめの認知件数は、124,898件。そのうち、「パソコンや携帯電話などで、誹謗中傷や嫌なことをされる」のは、全体で4,883件報告されました。「ネット上のいじめ」は、子どもの年齢が上がるにつれ、被害者が増える傾向にあり、今後もその被害が深刻化する恐れがあります。
ネット上のいじめ問題に対する呼びかけを提案
国では、「ネットいじめ」問題への効果的な対応策を検討するため、池坊文部科学副大臣のもと、平成19年9月から「子どもを守り育てる体制つくりのための有識者会議」を再開しました。
「ネット上のいじめ」の実態や、携帯電話やインターネットの活用の実態などについて、各方面の専門家が審議・研究を行っています。
「子どもを守り育てる体制づくりのための有識者会議」では、ネット上のいじめ問題の解決に向けて、保護者などに対し、子どもを守り育てる体制づくりのため、四つの提案として「呼びかけ」を行うことになりました。
以下、
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「ネット上のいじめ問題」に対する四つの呼びかけ
1.「利用の実態」に目を向けよう
2.「情報モラル」についてしっかり学ぼう
3.「チェック体制」を強化しよう
4.「いじめられた子ども」を守り通そう
について紹介があります。
特筆すべきは、
全国の小学生にネット上のモラルやマナーに関する冊子を配布
国では、ほかにも、さまざまな取り組みを行っています。
平成18年度には、全国の小学校6年生約120万人に『ちょっと待って、ケータイ』を配布しました。これは、携帯電話やインターネットで起きた事件例やその対処方法や、子どもに携帯電話を適切に使うためのモラルやマナー、利用のルールなどについてなどが書かれたリーフレットです。
また、ネット上のいじめだけに限らず、いじめ全般の悩みを相談できる『24時間いじめ相談ダイヤル』という窓口を設置しています。
さらに、平成18年4月から全国各地で、e-ネットキャラバン(e-ネット安心講座通信業界キャラバン)が、実施されています。これは、インターネットに触れる機会が増えている児童生徒を保護、教育する立場にある保護者や教職員などへ、インターネットの安全・安心利用に向けた啓発を行う講座です。
国や学校はもちろんのこと、保護者や地域が連携して子どもたちをいじめ問題から守り、社会全体でこの問題の解決に向けて取り組む必要があります。まず、子どもたちにとって最も身近な存在である保護者が、子どもたちの行動を把握し、インターネットに関する正しい知識や危険性をしっかりと自分自身も認識したうえで、子どもに理解させることが大切です
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