春の嵐だった8日、長女の入学式がありました。彼女の第1志望の看護学校に合格したのです。主人も休みを取り、家族3人で車に乗って行く予定でしたので、雨でも風でも万全でした。
中学1年では、他学区から来たよそ者というだけで、いじめに遭い、2年、3年ではすさまじい学級崩壊を経験しました。親としては「なぜ、どうして」と問う悶々(もんもん)とした日々が続きました。そして、私には不本意と思われる県立高校に入学し、そこで初めて彼女は学習ということを覚えたのです。
大学生の長男の時もそうでしたが、親からは勉強しろということは一度も言いませんでした。学ぶことのおもしろさを、自ら見つけてほしかったのです。
看護師という目標を見いだした娘は、それはそれは見違えるほど机に向かいだし、見事に勝利しました。明確なビジョンを持つにいたった背景には、私の病があります。長い間、冬季うつ病で非常に苦しみました。傍らで見ていた娘は「私は人の心と体を癒やす者になりたい」と言ってくれたのです。
人生に無駄なことはひとつもないと改めて知りました。いじめも学級崩壊も、彼女の人間力をつけるための恵みだったと今では深く理解できます。
桜舞い散る嵐の入学式も、きっと何か娘たちのための祝福に違いないのでしょう。 毎日新聞
しかし、いじめは絶対に悪(犯罪)であり、許されることではありません。HM

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