◇「悩みを打ち明けて」-岐阜・児童センター
岐阜市粟野東の岩野田児童センターで、市立岩野田中の1年女子3人が、小学生を対象にした「KO(こ)DO(ど)MO(も)なんでも相談室」を毎月1回、開くことになった。17日に初めての相談室がある。3人は「いじめられている子や悩みがある子は、1人で悩まず、どんなことでも私たちに話して」と呼びかけている。【鈴木敬子】
相談室を開くのは、伊藤遙加さん(12)、宮浦みづきさん(12)、村瀬佑子さん(12)。センターに「なやみポスト」を設置し、悩みの内容と連絡先を記入して投函(とうかん)してもらう。相談室は毎月第3土曜日午後2時からで、悩みを投函した子にセンターへ来てもらい、悩みを聞いたりアドバイスする。相談の内容は、必ずセンターの大塚和正所長(64)に報告してサポートを受ける。
3人とも小学校高学年のころ、友人に悪口を言われたり、仲間外れにされ、悔しい思いをした経験がある。そんな時、担任の先生や親に相談したところ、気持ちが楽になったことから、「悩んでる子の相談相手になろう」と考えるようになったという。
今年4月初め、伊藤さんが「いじめ相談室、やってみない?」と2人に声をかけた。3人はセンターの黒板に「いじめ相談室 悩んでいる少年少女、児童センターにカモン」などと書き、これが大塚所長の目に留まった。
大塚所長が、真剣にやる気があるか尋ねたところ、「やります、やらせてください」と3人は答えたという。大塚所長は「この子たちなら真剣にやれると確信した」という。
大塚所長は岩野田中の校長や教諭らにも相談。「相談内容は秘密にすること」「相談内容によっては、所長や教諭の指導を受けること」などのマニュアルを作った。3人の親や友人も「やるからには最後までやり抜いて」と彼女たちを応援しているという。
毎日新聞 地方版
Yes, you can!

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