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Town Meeting in さいたま 大成功 

Town Meeting in さいたま
      大成功 
おめでとうございます                   

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    いじめから子供を守ろう!いじめ撲滅!
         彩の国タウンミーティング
『いじめ撲滅NO.1!』いじめのない彩の国を目指して
               さいたま市産業文化センター
 
1「現代のいじめの実情について」 
 いじめから子供を守ろう! ネットワーク代表      矢内筆勝
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〈現代のいじめ〉 極めて陰湿であり、残酷、悪質、巧妙。マンガ「ドラえもん」にたとえるならば、かつてのいじめでは、いじめっ子はジャイアンであり、のび太くんがいじめられっ子だったりして、でもそれも一種の牧歌的なものであったりもした。現代のいじめは、ジャイアンがいじめられて、しずかちゃんが人知れずリストカットをしていて、ではいったい誰がいじめの張本人かというと・・・誰もそうは思わない優等生の「できすぎくん」だったりする。もはや、子供たちだけにまかせておけない。
      現代のいじめの恐ろしさは、被害者が洗脳されてしまうこと。あまりに多くの無視、中傷、罵詈雑言、暴行、恐喝・・により「自分を価値なき者である」と思いこまされてしまう。最近はネットいじめ(学校裏サイト)も増加。
〈取り組み〉 ① いじめ撲滅の啓蒙  その実情を多くの人に知ってもらう。ポスター配布。全小・中学校にポスター掲示。
             ②いじめ電話相談    1日5、6件。「きみは一人じゃない。多くの大人が味方している。」とまず伝える。
 
 2 基調講演 「埼玉のいじめの現状と課題」    
   明星大学教授     高橋史朗氏
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    昔と今のいじめの質は変わった。では、現代のいじめの「根っこ」にあるものは何か。
★ 「自分以下を求める心」に関係がある。
★ 自分を磨かずに、自分以下を求める。自尊感情、自己肯定感の欠如。
★ いじめられる側への共感感情が育っていない。
  親たちは自分自身の「親ごころ」を育てなくてはならない。子供と関わることによって、「親ごころ」は育つ。
        ★ 「ならぬものはならぬ」と教えていく。
        ★ 「教育」とは、「家庭」の教えで芽が出、「学校」の教えで花が咲き、「世間」の教えで実がなる。このかかわりの中で、「優しさ」と「厳しさ」が育つ。
       ★ 「優しさ」とは・・共感力   「厳しさ」とは・・自己抑制力
いじめには、社会が絶対許さないという体制を作ることが最も大切!
       ★ とにかく、大人が本気になって取り組むこと。子供の世界だけのことではない。
       ★ 「家庭」と「学校」と「社会」がどのように取り組んでいくか。どういう仕組みを作っていくか。
 
 
3 「いじめの有効な対処法」    
  教育評論家   森口 朗氏
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  いじめの多くは犯罪。
 「いじめ」・・大人同士の話し合いの場面になるだろう。大人同士が話し合わなくてはならない。そういう場面に立ち会う時には・・・
      ★ 「いじめ」議論の交通整理をしてほしい。そこにいるのは、「被害者」「加害者」「傍観者」。議論を拡大させないように気をつけなくてはならない。
 
以下の手順が有効であろう。
           1 今いじめの「被害者」がいる。この人を救済・守るためにはどうしたらいいか、をまず最初に話し合う。    
                                  
                 2 「加害者」の処罰を話し合う。現実に自分が行ったことに対して、罪の自覚、反省の機会を与えるためでもある。
                                      3 「加害者」の更生について話し合う。
                                    
                4 再びいじめのない「学校」について話し合う。
                  ★          以上の順番を守ってほしい。   
 
 
 4 「いじめと闘うアメリカ最前線」  
   ジャーナリスト     矢部 武氏 
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1 アメリカがなぜいじめ対策に本気で取り組み始めたか。
   ・1990年代(第2次いじめ多発期)  銃乱射事件  犯人は「いじめ」を受けていた。
    いじめの被害者のトラウマはその後何十年も続いていく。そして、銃乱射、「加害者」に。
    アメリカの銃乱射事件の犯人のうち、4人に3人は過去に「いじめ」を受けている。
    
          かつて、「いじめ」には「やられたらやりかえせ」という親もいた。しかし、これを被害者に言うと被害
は自殺してしまう。
          「いじめ」を受けていた人は、その後人間関係を作れなくて、離婚をすることが多いという調査結果が出
いる。
      
2 「いじめ防止法」制定と効果
       アメリカでは一般の人たちが政府に制定を求めていった。
       ★「いじめ防止条例」の柱
        ① すべての学校に義務付ける。
        ② 教師に研修を受けさせる。教師はどうしたらいいか。プログラム作り。
          カリキュラムを作る。
 
 3「いじめ」対策として・・
①「被害者」の救済。
        ②「加害者」の処罰とケア。
        ③「傍観者」を変える。 
          (見て見ぬふりをする「傍観者」だが、4人のうち3人は「いじめはよくない。何かをしたい」と思っている。でも、そう思っているのは自分だけだとも思っている。あるいは、自分が何をしていいかがわからない。)
                                          report by Takahashi
第二部
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  P5257615.jpg  photo by Nakamura
矢内代表より:
皆様 こんにちは!
 
5月25日に埼玉県さいたま市で行われた「いじめから子供を守ろう!いじめ撲滅!彩の国タウンミーティング」が無事、大成功のうちに終わりました。
ご尽力頂いたNPO埼玉のサポーターの皆様に心より感謝すると共に、内容を報告いたします。
 
当日、約300人がつめかけ、会場は満杯。熱気あふれる中、県中央青年会議所理事長、県議会文教委員長から来賓のご挨拶を頂きました。
 
明星大学教授で県教育委員長の高橋史朗氏が基調講演され、
「いじめをなくすためには、社会が絶対許さないという体制を作ることが最も大切!「家庭」と「学校」と「社会」がどのように取り組んでいくか。どういう仕組みを作っていくかが重要」と訴えました。
 
さらに、教育評論家森口朗氏、ジャーナリストの矢部武氏が、「いじめの有効な対処法」、「アメリカのいじめ対策最前線」と題して、講演。
 
後半のパネルトークは、そうした国内の実態と海外の先進的な取り組みを具体的ないじめ対策としての「いじめ防止条例」の制定に必要性について、会場の質疑応答も交えて熱い議論が展開されました。
 
そして議論の最後に、「いじめ撲滅NO1埼玉県を実現するために、具体的な行動を!」と、会場300人の全会一致で、埼玉県に「いじめ防止条例」の制定を求める要望書を正式に提出することを議決しました!
 
「NPOいじめから子供を守ろう!ネットワーク」は、その市民の決議を受け、早急に要望書を作成して県に提出し、具体的な検討を求めます!
 
この日は、キャンペーンソングを歌ってくれているAYANOちゃんのデビューCDが完成(あっと驚くジャケットです!)、熱のこもった熱傷に、会場に感動が広がりました。
 
マスコミも注目し、読売新聞(埼玉版で26日掲載)、全国教育新聞にも6月1日号に掲載予定です。
 
いよいよ「NPOいじめから子供を守ろう!ネットワーク」の活動も、具体的な「いじめ防止条例制定」に向けて動き出しました。
 
そして次は6月14日(土)、横浜市でNPO神奈川のシンポジウムが開催されます。
あのベストセラー『オール1の落ちこぼれ、教師になる』の著者で教育再生会議委員の宮本延春先生の、再登壇です!
 
前回の講演では、「いつからでも人生はやり直せる。努力の意味がわかった」「勉強がなぜ大切なのかがわかった」「すべての子どもたち、大人の人に宮本先生の話を聞かせたい」という声を沢山頂きました。
 
そのため、この今回のシンポジウムは、小・中・高校生、青年、そしてお母さん、婦人の皆様を特別に「無料」ご招待させて頂くことにしました(通常入場料1000円です)。ぜひ、たくさんの子供たち、知人、友人の皆様にお声をかけ、ご参加ください。
 
参加ご希望の方は、お名前、電話番号、参加人数を記載して、kodomo@mamoro.orgにメールを送信してください。
(または、当日受付で、「学生」「婦人」と言っていただければ、入場無料とさせて頂きます)
 
また当日は、驚きの特別ゲストも出演予定です。乞うご期待!
 
場所:横浜市教育文化センター
アクセス:JR京浜東北線 関内駅南口から徒歩3分
開場:12時
開演:13時~16時です。
 
「NPOいじめから子供を守ろう!ネットワーク」
矢内筆勝
             いじめHPバナー
  Yes, you can
Treat others as you want to be treated!                 
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[ 2008/05/26 06:38 ] 活動報告&集い | TB(2) | コメント(0)

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