「いじめない」リボンに
誓い
愛宕中胸に付け意思表示龍ヶ崎生徒会活動、
小学校にも広がる
「リーフリボンキャンペーン」を進めている愛宕中生徒会のメンバー
いじめ撲滅をアピールしようと、龍ヶ崎市立愛宕中学校(藤後茂男校長、生徒数348人)は、生徒や教職員が胸に緑色のリボンを付ける「リーフリボンキャンペーン」に取り組んでいる。同校の呼び掛けに賛同して始めた周辺の小学校もある。愛宕中の生徒会は「先輩から受け継いだ活動を、なるべく多くの学校に広げていきたい」と張り切っている。
キャンペーンは、生徒会が昨年度に他県の学校で同様の活動を行っていることを知ったのがきっかけ。生徒会メンバーが、緑のテープを短く切って巻いて小さなリボンを作り、全校集会などで生徒たちに配布した。現在は教職員も着用するようになった。
リボン配布直後、校内のいじめに関する無記名アンケートを実施したところ、「いじめを受けたことがある」と答えた生徒は125人に上ったが、キャンペーン開始から7か月後には79人にまで減少したという。
室永彩七(あやな)生徒会長(3年)は「最初は『誰もリボンなんてつけないんじゃないか』と反対意見もあったが、とにかくやってみようと始めたら、こんなにも浸透した」と振り返る。
リボンのほか、PR用パネルや「いじめ・いたずら・いやがらせ・私はしない!認めない!」と書かれたのぼりなども作った。今春の卒業式には、生徒会の下級生たちはリボンを考案した先輩たちへの敬意を込め、会場の体育館出口から、卒業生が通る校内の通路の天井を、長い緑のリボンで飾って送り出した。
今年度中に生徒から新たにリボンのデザインを募集してリニューアルする予定だ。生徒会の蔵田大樹君(3年)は「本当は最初、格好悪いと思ってたが、ちゃんと結果が出て、今ではつけていない生徒が少なくなった」と話す。
近隣の小学校にキャンペーンの趣旨やリボンの作り方を知らせたところ、2校が採り入れた。市教委指導課は「生徒たちが人をいたわる自主的な活動が、他校に伝わるのは素晴らしい。さらに大人も含めた地域に広がるよう頑張ってほしい」と期待を寄せている。

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