矢内代表が
650人の小学生に
「いじめはいけない」と講演。
6月27日(金)、関西地方のW小学校で、PTA主催の講演会
「命の大切さ 生きることのすばらしさ 笑顔の向こうの未来」が開催され、
「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」の矢内筆勝代表が、
全校生徒に向けて、「いじめはなぜしてはいけないのか」と題して、講演しました。
今回の学習会は、同小学校PTAの児童対策部のご尽力によって実現。
講演会は体育館で、全学年児童を対象に、低学年(1、2、3年生)と
高学年(4、5、6年生)の約650人を、それぞれ約300人ずつ、
2回に分けて行なわれ、保護者のお母様方も約50人参加されました。
矢内代表は、まず「いじめの具体例」を説明。
その後、「なぜいじめをしてはいけないのか」を
1「いじめは犯罪の始まり」である。
2いじめは「人間が幸せになる方法であるゴールデンルール(黄金律)」に反している。
3いじめがお友達の心を壊し、人生を破壊してしまう行為である。
という3つの観点から語りました。
「『いじめ』とは人の嫌がることを続けることで、してはいけないことなんだ。
自分がされていやなことは、人にしてはいけないね、
自分がして欲しいことを、人にしてあげると自分も幸せな気持ちになるよね。
人が見ていないところでも優しいことができる子がいい子なんだ。
皆も正しい人、勇気のある人になろう」
松谷みよこさんの絵本「わたしの妹」(いじめられた妹が心を閉ざしてしまい、
亡くなってしまった実話をもとにした絵本)の読み聞かせをするなどしながら、
それぞれの学年に合わせて話をしました。
子供たちは目を輝かせながら、矢内代表の話に聞き入っていました。
講演を聞いた子供たちの感想―
「いじめ」は悪、「いじめ」に立ち向かうべきと、素直に受け止めていました。
講演後、W小学校PTAは、子供たちや保護者の方々からの感想等をまとめました。以下ご報告いたします。
【児童たちの感想】
○いじめをしていたらー人ぼっちになるよ。
○人のいやなことはいったらあかん。
○いじめられている人を見たら 助けてあげたいです。
○勇気のある人 優しい人になりたいです。
○世界のみんなが人の気持ちがわかる人になってほしいです。
○いじめで人が死んでしまうなんてびっくりした。
○いじめている方は軽い気持ちでやっていても、やられている方は心がズタズタにされてしまう。
○いじめがあるという現実を変えることはなかなか難しいが、自分にできることをしていきたい。
○自分が行動することで、いじめを減らしたり無くしたりすることができるのではないかと思った。
○私もちょっといじめていたかもしれないが、今度から気をつけたい。
○これからは、いじめられている人を見たら助けてあげようと思う。
○「いじめは犯罪」という言葉にびっくりした。
○自分も強い心を持てるようになりたい。
○いじめられた事もいじめた事もある。これからは、いじめられている人 を見たら助けてあげようと思う。
○見て見ぬふりをするのもいじめだ、と知った。
○大人になったら善い人間になりたい。
○いじめをしていた6割の人が、将来犯罪者になっているという事実に驚いた。
○いじめを受けると、絶望感から人間不信になる。
○いじめっ子がいじめを止める人になってほしい。
○塾でいじめがあり、助けてあげられなくて因っていたが、今日の話を聞いで助けてあげられるかな、と思った。
○これからは、仕返しをしないようにしようと思う。
【保護者の方々の感想】
○とても深く難しい問題ですが、わかりやすく具体的にどうすれば良いか伝えてもらったと思います。
○定期的に話をしてもらいたい。皆が常に関心を持ち続けることが大事。
○高学年の子供たちがしっかり聞いているので感心しました。
口にして伝えることで一人でもその事実を知ってくださり、
心から受け入れて「共有してくれる人」が見つかることが
救いです。味方になってアドバイスいただけます。
一人で抱きかかえないことだと思います。
心の傷はある意味、体に受ける傷よりもよりも、
将来まで残っていきます。
純粋に真面目に受け止めるような
心なら、なおさら消えません。
絶対に、泣き寝入りはしたくない。
「こういう事が、あった」ということ・・・
直接、本人に伝えられなくても「その事実」は周りに訴えていくつもり。
匿名希望さま
いじめの相談は、このブログの書き込み寺に書き込んでくださると、みなさんからいろいろアドバイスいただけると思います。ぜひ書き込み寺においでください。
お子さんがいじめにあわれ、担任がそれを真剣に受け止めてくれなかったとのこと、、ご心痛お察しします。
先生に相談に行くには、コツがあるようです。口頭ではなく、いじめの事実を文書化して、学校にもっていくことが必要です。
いつ、どこに、誰から、どんなことを言われたのか、などを詳しく、時系列で書いて持っていくのです。その時、証拠となるものがあったり、証人がいると、いじめ事実が有無を言わさないものとして確定するので、先生たちも解決に向けて動いてくれることが多いようです。
何度も書きますが、どうぞ書き込み寺においでくださいね。頼もしい助っ人がたくさんいますので。。。お待ちしています。
私の小学先の子供がイジメにあいました。親として、なにをしてあげれるか悩み、学校の担任の先生に相談しましたが軽く流され、それからも集団による言葉のイジメや物を隠されたり、手を出してきたりされました。返信ください。
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