女子中学生が報告!
『「子どもとケータイ」を考えるフォーラム』レポート
夏休みの自由研究として、『「子どもとケータイ」を考えるフォーラム』に参加した、H・Nさん(中2・女子)。
フォーラムで勉強した内容をレポートにまとめて、「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」事務所に報告してくれました。
多くの方に読んでいただきたいので、H・Nさんのレポートをそのまま掲載いたします。

「子どもとケータイ」を考えるフォーラム
報告者:H・N(中2)
○ 日時:平成20年8月9日(土)13 : 30~16 : 00
○ 場所:茨城県立県民文化センター大ホール(茨城県水戸市)
8月9目(土)に、「茨城県青少年のための有害環境対策実行委員会」主催の『「子どもとケータイ」を考えるフォーラム』が開催されました。
1.主催者あいさつ 石井美知夫氏(茨城県青少年のための有害環境対策実行委員会委員長)
2.来賓あいさつ 林孝 氏(茨城県知事公室長)
3.腹つづみ一座による寸劇(茨城県PTA連絡協議会有志)
・ネットいじめをしていた子が、今度は逆にネットいじめに会い、「絶対仕返しをしてや る!」と言うなど、誰でも加害者・被害者になりうるネットいじめの実態や、中学入学祝いで親がケータイを買ってやる場面で店員からフィルタリングを勧められたところ、子どもが「プロフや掲示板ができなくなって仲間外れにされるからやだjと言って、「みんなと同じがいいわね」と親もフィルタリングなしに同意するといった、親がケータイの危険性をよく知らない状況を的確に演技していました(演技はけっこう上手かったです!)。

4.「茨城県の千どもたちのケークイ事情」
矢萩克城氏(茨城県メディア教育指導員)
・街頭インタビューによる子どもたちのケータイ事情についてお話しされました。
・小学生高学年くらいからケータイを持っていて、中学生ではメール、インターネット、プロフもやっている。中高生になるとアドレス帳に100~200人登録されており、特に中学生のメール依存度が高い。
・子供を信用しているためフィルタリングをかけない親が多いこと、また、それにより、子どもがケータイのトラプル(チェンメ、迷惑メールなど)に遭っていることに気付いていない点を指摘されました。
5.パネルディスカッション

安川雅史氏(全国webカウンセリング協議会理事長)
遊橋裕泰氏(NTTドコモモバイル社会研究所主任研究員)
橋 義孝氏(茨城県内公立中学校生徒指導主事経験者)
田村美由紀氏(茨城県警察本部生活安全部少年課少年対策係長)
コーディネーター:堤千賀子氏(茨城県メディア教育指導員)
・茨城県内のケータイの所持率は約60%。3~4年前までは「高校生になったら買ってあげる」から、今は「中学生になったら・・・」と低年齢化している。
・購入するときは親子で様々な取り決めをするが、そのうち、親が進化するケークイについていけなくなって、最後は料金の上限しか言わなくなってしまう。
・子どもは個人情報の恐さを知らないために、平気でプロフなどに自分の電話番号や住所を書き込んでしまう。
・小中学生の間では、30分以内にメールの返事を出さないと相手を嫌っているという意思表示になるらしく、そのため、深夜までメールが続くことになる。
・出会い系サイト以外のサイトが今危ない。普通の掲示板が出会い系サイトのような使い方がされている。子どもにケータイを持たせるなら、まず、フィルタリングをつけることが重要。
・山口県のある学校では、学校の入学倍率が半分に減った。それは学校の裏サイトによる先生に対しての悪口が原因。
・ケータイは、使い方を間遂えると、子どもの一生を大きく変えてしまうものであるため、「使い方がよく分からない」といって逃げたりせず、買い与えた親としての責任を持つべきである。
ケー-タイはとても身近なものですが、反面、とても恐いものであることがよく分かりました。今回のフォーラムに参加して本当によかったと思います。

I can do it!
Your happiness should lead to the happiness of all humans.
Love is action
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