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頑張れ! 理系の天才たち 科学オリンピックで日本の高校生、金メダル! 

※ 教育現場の荒廃や生徒・学生の学力低下が指摘されるなか、努力した日本の高校生たちが、国際科学オリンピック(生物学、数学、物理、化学)において、優秀な成績を修めました。

国際生物学オリンピックで「金」
千葉の高3、日本人初

生物学
 世界の高校生らが生物学の知識やセンスを競う第20回国際生物学オリンピック(同オリンピック組織委員会など主催、朝日新聞社など後援)は18日、茨城県つくば市で表彰式を行い、千葉県立船橋高校3年の大月亮太さん(17)が日本人として初めて金メダルを獲得した。
 同五輪は今回が日本初開催。13日に開会し、過去最多の56カ国・地域から221人の高校生らが参加、筑波大を会場に理論と実験の試験を実施した。成績の上位23人に金メダル、次の46人に銀、その次の68人に銅が贈られた。大月さんは全体で6位の好成績。

 記者会見で大月さんは「金メダルはすごくびっくりした。(実験試験の事前準備で)教わった先生方の予想がちらほらと的中した」と顔をほころばせた。
 実験で出題されたカイコの解剖やショウジョウバエの遺伝のリポートを書く問題について「できが悪かったと思い、自信がなかった」と振り返り、「本当に生物って楽しい。やっぱり自分はこの道を進んでいきたいなと思いました」と涙ぐんだ。

生物2 日本選手は全員がメダルを獲得。私立灘高(兵庫県)の中山敦仁さん(2年)、私立桜蔭高(東京都)の谷中綾子さん(2年)、山川眞以さん(3年)が銀メダルを受け、「銀3、銅1」の昨年の大会を上回った。
 中山さんは「(表彰式で自分の)名前を呼ばれたときは、できたら金がほしかったので悔しいなと思いながら、でもメダルが取れるか不安でもあったので、銀メダルはうれしかった」と話した。

 大会では、中国と米国が、参加した4人がいずれも金メダルを獲得したほか、シンガポールは3人、台湾は2人が金メダルを獲得し、アジア優位を印象づけた。
【2009年7月18日 朝日新聞】
【写真上】国際生物学オリンピックで日本人として初めて金メダルを獲得し、表彰式で会場に手を振る鉢巻きと法被姿の千葉県立船橋高校3年の大月亮太さん=茨城県つくば市のつくば国際会議場
【写真下】全員がメダルを獲得し、表彰式後の記者会見で笑顔を見せる大月亮太さん(右から2人目)、中山敦仁さん(左端)、谷中綾子さん(左から2人目)、山川眞以さん(右端)=茨城県つくば市のつくば国際会議場


数学五輪:日本、過去最高の2位 
物理も金2個


 文部科学省は20日、世界の高校生が実力を競う第50回国際数学オリンピックと、第40回国際物理オリンピックで、日本代表が金メダル計7個を獲得したと発表した。

 数学五輪は団体で中国に次ぎ過去最高の2位になり、個人でも東京・筑波大付属駒場高3年の副島真さんが満点で全参加者中1位の成績だった。
 数学五輪はドイツで開催され、104カ国565人が参加。副島さんのほか、兵庫・灘高3年、今村志郎さん▽福岡・久留米大付設高2年、岸川滉央(あきお)さん▽筑波大付属駒場高3年、滝聞太基(たきぎくもとき)さん▽東京・開成高3年、保坂和宏さんの5人が金メダルを、兵庫・北摂三田高3年、石川卓さんが銅メダルを獲得した。副島さんは07年から3年連続の金メダルで「最後の大会で全問正解し満足」と語った。

 一方、メキシコでの物理五輪には72カ国317人が参加。金メダルに神奈川・慶応義塾高3年、蘆田(あしだ)祐人さんと水戸第一高3年、東川翔さんの2人が輝いた。銀メダルは岡山朝日高3年、難波博之さん、銅メダルは愛知・旭丘高3年、安藤孝志さんと福岡・西南学院高3年、横田猛さんだった。【西川拓】
【2009年7月21日 毎日新聞】 
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【写真】国際物理オリンピックで5人全員がメダルを獲得した日本の高校生たち

化学五輪で日本の高校生2人が金メダル 
栄光学園高の遠藤さんら


 文部科学省は27日、英国・ケンブリッジで高校生らを対象に開かれた国際化学オリンピックで、日本から参加した4人のうち栄光学園高(神奈川県)2年の遠藤健一さん(16)と駒場東邦高(東京都)3年の小澤直也さん(18)が金メダルを獲得したと発表した。
 日本代表の金メダルは平成18年以来で、2人受賞は初。小澤さんは昨年も銅を獲得している。
 東大寺学園高(奈良市)3年の中条淳博さん(17)は銀、白陵高(兵庫県)3年の永沢彩さん(17)は銅。日本からの参加者全員がメダルを獲得した。

 大会には64の国と地域から250人が参加。筆記試験と実験で成績を競った。日本の参加は7回目。来年は東京で開かれる予定。
【2009年7月27日 産経新聞】 


科学五輪、日本躍進のワケ

 数学、物理、化学、生物、情報の各種目で、世界の高校生らが知識と応用力を競う「国際科学五輪」。今年の日本勢は、種目ごとに上位約10%に与えられる金メダルが、既に過去最多の10個に達し、4個にとどまった昨年から一転して活躍が目立つ。
 理数離れが指摘されて久しい日本の子供たち。大躍進の秘密を探った。

 科学五輪の起こりは、1959年にルーマニアで初めて開かれた数学五輪。その後、種目が順次増え、参加国も全世界に広がった。
 今月14~21日にドイツで開かれた数学五輪。104か国・地域の代表565人の中で、中国の代表とともに2人だけ満点に輝いた副島真さん(東京・筑波大付属駒場高3年)は、「難問として出された問題も易しく感じられました」と大会を振り返る。他のメンバーも好成績で、代表6人のうち5人が金メダルを獲得、昨年の2人を上回った。6人の合計点で争う国別順位も中国に次ぐ2位で、過去最高だった。

 数学以外の種目でも日本代表は好調。茨城県つくば市で行われた生物学五輪では、大月亮太さん(千葉県立船橋高3年)が日本初の金に輝き、国別順位も昨年の14位から過去最高の6位に上昇した。化学五輪でも初めて金2個を獲得。物理五輪も昨年の17位から11位へと順位を上げ、8月の情報五輪の結果を待たずして、金の総数は昨年の2倍以上になっている。

 文部科学省によると、大会支援の予算は各種目とも約2500万円と昨年並み。それでも躍進した理由として、同省担当者が第一に挙げるのが参加者の増加だ。国内選考には5種目で計6968人が挑み、前年より約1500人増えた。生物学五輪の地元開催もあり、大会の認知度が理数好きの高校生の間で格段に上がったことや、国内選考の結果を入試で評価する大学が増えていることが影響していると、担当者はみる。

 さらに今年は、筆記に加えて実験問題も出される物理、化学、生物の対策として、代表の生徒を大学の実験室に出向かせて、想定される実験を行わせるなど、より実践的な準備を重ねた。また、数学では国内の2次選考を通過した約20人を対象に、初めて6泊7日の合宿を実施している。

 物理五輪の国内事務局、物理チャレンジ・オリンピック日本委員会の並木雅俊副委員長(高千穂大教授)は「スポーツでは才能のある子を伸ばすのは当たり前だが、学問の世界でも、優秀な子を伸ばすことの重要性が社会に理解されるようになってきた」と好成績の背景を語る。「根っからの理数好きはまだまだ埋もれているはず。底辺拡大も大切だが、優秀な人材の発掘も必要です」
 未来の天才科学者が教室の片隅で専門書を開いているかもしれない。(小林健)
【2009年7月30日 読売新聞】

※ 才能を最大限に開花させる天才教育も必要なのですね。

 

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学問を 楽しめれば いいなぁ

学力のオリンピック すごいですね 
遠い未来 受験校を 世界中から 選択するのかなぁ?
世界の教育システムは どれくらい 違うのかなぁ
[ 2010/07/31 12:18 ] [ 編集 ]

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