いじめ自分たちでゼロに
高松で「子どもサミット」
【写真】いじめ撲滅に向け、小中学生らが意見を交わした子どもサミット=香川県高松市玉藻町、アルファあなぶきホール
香川県内の小中学生がいじめ撲滅に向けて意見を交わす「いじめゼロ子どもサミット」(同実行委、県教委主催)が24日、香川県高松市玉藻町のアルファあなぶきホールであり、各学校で実際に起きているいじめの実態やその対策などについて情報交換。「いじめは人間として絶対に許されない」との認識を深め、いじめゼロ宣言を採択した。
サミットは児童、生徒が主体となって企画・運営し、子どもの目線でいじめの解決策を考える会議。公立の小中学校計255校の代表や保護者、教諭ら約620人が参加した。
分科会は、小学生と中学生に分かれて実施。いじめ防止に向けた取り組みとして、異なる学年との交流会や誕生日に感謝の気持ちを伝える「ありがとうカード」を渡す行事などを紹介しあった。
パネル討論会には、実行委員会の児童や生徒、細松英正県教育長らが登壇。生徒らは「見て見ぬふりもいじめ。自分たちが中心になって、学校からいじめをなくしたい」「友達や先生、家族に悩みを相談すれば気持ちが楽になる」などの意見が寄せられた。細松教育長は、自身が小学生の時にからかわれていたことに触れ、「ある女の子が相手を注意してくれた。声に出して気持ちを伝えることはとても大切」と話した。
最後に、実行委員長で丸亀南中3年の藤田真美子さんが、▽相手のことを考える▽相手のことを認める▽みんな仲間、助け合う―など五つの誓いを盛り込んだ「いじめゼロ宣言」を読み上げ、参加者全員で復唱した。また、11月を「いじめゼロ月間」とし、各校で催しを企画することも決めた。
香川県教委によると、県内のいじめ件数は減少傾向にあるが、それでも昨年度は確認されただけで小学校149件、中学校では391件あった。
【2009年8月25日 四国新聞】

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2年前の滝川高校いじめ殺人事件は風化されてしまうのでしょうか?
絶対に風化させないようにしたいです。
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