ネット犯罪から子供守ります
主婦らがパトロール 【静岡】
ネットいじめや個人情報流出、援助交際などのトラブルから子供たちを守ろうと、地域の主婦らでつくる特定非営利活動(NPO)法人「イーランチ」(静岡県焼津市)が10月から、ネットパトロールを始めた。静岡市の城南静岡高校で試験導入したもので、今のところ、大きな問題は見つかっていないが、「プロフ(自己紹介サイト)での実名はほとんどなくなった。良い影響が出ている」(同高校)と評判は上々だ。

【写真】ネットパトロールを行っている特定非営利活動法人「イーランチ」の松田直子理事長=静岡県焼津市
学校が把握していない「裏サイト」などを検索するネットパトロール。同法人のメンバーが毎週2回、同高校や生徒に関連する書き込みをパソコンや携帯で探し、日報を提出する。
「9月には個人情報が散見されたが、だいぶ減ってきている」と、結果を報告するのは、同法人の松田直子理事長。「穏やかなやりとりが続いていても、いつ危険な状態に変容するか分からない。継続が大事」とも。
パトロールは、ネットで若者が使う隠語や学校名などをキーワードに行うが、学校名の一部を伏せた書き込みもあり、ノウハウが必要。プロフにダミーのIDを取得して“潜入”することも。業者に頼むと、数百万~数千万円かかることもあるが、同法人は十数万円から始められる。NPO法人によるものは全国でも珍しいという。
松田理事長は「毎朝、授業の前にネットをチェックする教師もいる。教師の負担を少しでも減らせれば」と、サービスの利用を呼びかけている。
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【ネット上で使われる「危険な隠語」】
差保(差穂)=サポート=援助交際
WU吉=2万円(※)
苺=1万5千円
氏ね=死ね
※U吉は福沢諭吉なので1万円札のこと。Wで2万円
【2009年10月22日 産経新聞】

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