「いじまも」 ミニフォーラム
高知市で開催! ご報告 10月12日(月)、高知市のぢばさんセンターで 「いじめをなくそう!in 高知」と題し、「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」のミニフォーラムが開催されました。会場には約30名の方が訪れ、熱心に耳を傾けてくださいました。
開会の挨拶の後、第1部として「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」井澤一明代表より「いじめを無くすために 今 何をしなければならないか」という演題で基調講演がありました。
「いじまも」の取組や、全国や世界のいじめについて詳しい説明があり、「子供のケンカに親は口を出すなといったことは昔のこと。今は親が出ないと子供を守ることができない!」「子どもたちを守るために親が戦うことが大切だ」と力説されました。
次に、第2部として2名の方より体験発表がありました。
まず高石要子さんが、次男がいじめを受けた時の体験を話してくださいました。コンパスで背中をさされ、カッターで服を切られ、そして暴力まで受けていた。その時の親の辛い気持ち・不安な気持ちを話してくれました。
親としてもっと早くいじめに気づいてあげたかったと。子どもがきっと良くなることを信じて7年間戦ったと発表してくれました。
次に、小学校の教師が担任していたクラスのいじめを見事に解決した体験談を、現場の先生方の参考になればと発表者(修学旅行中)に代わり、桃田高知副代表が読み上げました。その中で管理職のいじめ隠しがあった事例も報告されました。
【写真】教育委員会の西内氏 第3部として高知県教育委員会・人権教育課の西内氏より、今の高知の現状と教育委員会としてのいじめを無くすための取組を発表していただきました。
いじめを無くすには、身近にいる保護者や教師が、子どもたちの表情の変化に注意すること。そして、子どもたちがいじめを安心して相談できる環境作りをすることがこれから大切なのだ。と述べられました。
第4部のパネルトークは、コーディネーターとして桃田副代表。そして西内氏(高知県教育委員会人権教育課)、高石要子さん(保護者代表)、井澤代表、浜田高知代表の4人でトークを行いました。事前に会場から質問をあげてもらった「いじめと学力低下は関係があるのか」「教師の指導力といじめの発生率は関係があるのか」「いじめ防止法について」「 いじめの加害者のその後は」「いじめはどんな犯罪になるのか」「養護学校での教師によるいじめについて」のそれぞれの質問に答えていきました。
【写真】パネルトーク 最後に桃田高知副代表が、いじめを無くすためには、大人が関わらなければいけない。家庭では親が躾をし、学校では規律を守ることを教師が教え、子どもたちに悪いことは悪いとはっきり言う。そういった毅然とした態度を大人が見せること。そしてまた、あなたを愛しているとしっかり伝えることが大事だ。と結びました。
【写真】閉会の挨拶を行う川添高知副代表
参加された方からは、「とてもいい話をたくさん聞けました。もっと多くの方に聞いてもらいたいので、次回はもっとたくさんの人を誘います」「いじめに対処する具体的な方法がわかって本当に良かった」「委員会の方と直接いじめについての話ができてよかった」「あまり期待してなかったが、来てみると内容が良いので驚いた。次回も又来たい」等の感想・ご意見をいただきました。
4ヶ月後に、またシンポジウム又は学習会を開こうと考えています。次回はもっとたくさんの方に来ていただき、いじめを無くすために、多くの方にこの運動に参加していただきたいと思っています。
文責「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」高知代表・浜田明人

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