感動の余韻を再び 沖縄シンポジウム
いじめ撲滅!! 子供の心と命を守ろう! ご報告 12月23日(水・祝日)、沖縄県うるま市のうるま市民芸術劇場「燈ホール」において、「いじめから子供を守ろう! 沖縄シンポジウム いじめ撲滅!! 子供の心と命を守ろう!」が開催されました。
うるま市では、11月17日に、いじめられていた中2男子生徒・米盛星斗(よねもりほしと)くんが、複数の同級生らによって集団暴行され、死亡するという痛ましい事件が発生し、このようなことを2度と繰り返さないでほしいとの願いを込めたシンポジウムです。
シンポジウム当日は快晴、どこまでも澄み切った青空と沖縄の暖かな日差しが、却って少年の命が失われたことの悲しさを思い起こさせる、そんな中でシンポジウムが開催されました。

【写真】会場のうるま市民芸術劇場「燈ホール」


【写真】市民の方々が続々と会場に参集されます。
開会の挨拶のあと、地元の「那覇市いじめ」防止プロジェクト」会長の徳留博臣氏から、うるま市の事件についての報告がありました。

【写真】沖縄の「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」サポーターが開会の挨拶。

【写真】ご来賓の挨拶。皆さん、いじめ問題について、非常に関心が高くておられます。

【写真】地元の「那覇市いじめ防止プロジェクト」の徳留博臣会長が挨拶。
ここで、米盛星斗くんに捧げるハープ演奏が比嘉秀安氏によってなされました。澄み切ったハープの音色に、会場は静寂に包まれ、米盛星斗くんの冥福をお祈りして、参加者一同で黙祷が捧げられました。
【写真】ご冥福を祈念して比嘉秀安氏によるハープ演奏

【写真】黙祷を呼びかける司会の吉浜永子さん。
続いて、惠隆之介氏による講演。命の大切さを語られ、戦争中に敵の兵士たちを400人以上も救った日本海軍駆逐艦雷(いかずち)の工藤艦長を描いた「海の武士道」のDVDを一部上映しました。会場は感動につつまれました。
【写真】ジャーナリスト・惠隆之介氏による講演。

【写真】「海の武士道」のDVD上映。
基調講演は「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」代表の井澤一明が、現代のいじめの実態、対処方法などを話させていただきました。日々のいじめ防止活動、いじめ相談などで経験した今起こっている現実を皆様にお伝えし、問題点を指摘し、解決に向けての提案をいたしました。
【写真】「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」井澤一明代表
休憩をはさんで、第二部は、パネルトークが行われました。
【写真】第二部のパネルトーク

徳留博臣氏がコーディネーターをつとめ、4名のパネリストが参加、現在のいじめ問題の解決するために早急に「いじめ防止条例」を制定すべきであるとの意見がだされ、制定に向けて議会等に「意見書」等を提出することにつき、会場の参加者一同が拍手でこたえ、満場一致で賛成していただけました。
【写真】コーディネーターの徳留博臣氏。

【写真】パネリストの國場幸之助氏(前沖縄県議会議員)と砂川裕子氏(医療法人天仁会医療安全管理室長)。

【写真】パネリストの兼本テル子氏(うるま市母子推進連絡協議会会長)と井澤一明「いじまも」代表。

お帰りの皆様に、出口で、「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」のポスターをお貼りいただくようにお願いしたところ、ほとんどの方が、「家の塀に貼ります」、「近所の学校に持っていって貼ってきます」などとおっしゃって、大判のポスターをお持ち帰りになり、中にはかなりの枚数をお持ち帰りになった方もおられました。
当日、初めて「いじまも」のシンポジウムに来てくださったのに、すぐに「いじまも」のポスター掲示活動のお手伝いをしていただけるなんて、シンポジウムのボランティアをしていたサポーターも感激ひとしおです。
このシンポジウムを機縁として、うるま市、沖縄県全域に、いじめ防止の輪が広がっていきますように、今後も引き続き、「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」は沖縄で熱く活動してまいりたいと存じます。
よろしく、ご協力のほどお願い申し上げます。

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