
代表メッセージ あけましておめでとうございます。
昨年中は、皆様のご協力をいただき本当にありがとうございました。
皆様のお陰を持ちまして、1年を終わってみれば、シンポジウムを10回開催し、PTAや学校での講演も20回を数えることができました。いじめ防止ポスターを掲示していただいた学校も念願の10,000校を超えました。全国の小中高校の約1/4です。今年は、15,000校へと増やしていきたいと思います。改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
今年は、昨年以上に、皆様と共に、多くの方に「いじめ問題こそ日本の教育再生の鍵である」と訴えてまいりたく存じます。また、こつこつと続けておりますいじめ相談にも力を注いでまいる所存です。本年もどうぞご協力の程よろしくお願い申し上げます。
昨年末に、シンポジウムでのご講演やアドバイスなど、ご協力をいただいております、加藤十八先生が「いじめ栄えて国亡ぶ」という書籍をご出版なされました。加藤先生は、高校の物理の教師しておられ、その後、学校長という立場で教育に深く関わってこられました。現在は中京女子大の名誉教授をされながら、日本の教育の再生に取り組んでおられる先生です。
特に、アメリカで行われているゼロトレランス教育という規律指導重視の教育方法を日本に初めて紹介されたことで有名です。
83歳というご高齢にも関わらず、研究のために毎年のようにアメリカを訪問される熱意に本当に頭が下がります。
本書を読むと、現在只今、学校においては明治から続く伝統的教育法と、子ども中心主義とも言われる進歩主義教育の戦いが行われていることがわかります。文科省が主導した子ども中心主義教育によって「規律と学力向上」つまり教師の指導力が奪われたために、いじめが学校にはびこったのだということがわかります。
加藤先生は、アメリカの教育再生の過程をふまえた上で、教育の正常化のためには、伝統的教育である規範意識や規律、道徳を軽視した教育は誤りであると説き、いじめは必ず減らせると結論づけています。
子どもたちが毎日通っている学校。その学校は、規範意識やルール、善と悪を峻別し善を選びとることが正しいんだと教えなくてはなりません。今年も、「いじめは犯罪。いじめる側が100%悪いんだ」ということを訴え続けてまいります。
子どもたちの心と生命を守るために、そして未来のために、今年も闘ってまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
いじめから子供を守ろう!ネットワーク
井澤一明

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