いじめで生徒9人訴追 女子高生自殺で米検察
【米国マサチューセッツ州】 【ニューヨーク=加藤美喜】 米東部マサチューセッツ州の公立高校に通う
女子生徒が今年1月、自宅で自殺したことを受け、いじめとの関連を調べていた同州の検察当局は30日までに、同校の
男女生徒9人を人権侵害やストーカー行為などの容疑で訴追した。いじめに対し、刑事訴追という厳しい措置が取られるのは異例。米国内では、いじめに介入しなかった学校の責任論も浮上している。

【写真】1月15日、米マサチューセッツ州サウスハドリーの公立高校で開かれた自殺した女子生徒の追悼集会(AP=共同)
検察当局や米メディアによると、自殺したのは昨年、アイルランドから両親と移住し、サウスハドリー高校に入学したフィービー・プリンスさん(15)。
いじめはプリンスさんが年上の人気男子生徒と交際し始めたのをきっかけに始まり、連日校内で悪口を浴びせられたり、携帯電話に嫌がらせのメールを送られたりした。プリンスさんは1月14日、校内でのいじめに続き、下校時に飲み物の缶を投げ付けられるなどした後、自宅で首をつって自殺した。
訴追されたのは男子生徒2人と女子生徒7人。男子2人は、未成年者強姦(ごうかん)容疑でも訴追された。
検察官は29日の会見で、9人のいじめ行為を「常軌を逸したものだ」と述べ、同時に、学校がいじめに気付きながら止めなかったことに強い懸念を表明した。
【2010年3月31日 東京新聞】

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