【写真】文部科学省がある建物
45年ぶり、教員に生徒指導手引書 文科省 文部科学省は3日までに、教員向けに児童・生徒の指導方法を記した手引書「生徒指導提要」をつくった。生徒指導用の手引書作成は45年ぶりといい、
インターネット上でのいじめなど、新しい形の問題に対応した。全国の教育委員会や小中高校に配布する。
これまでは旧文部省が1965年、中・高校の教員向けに作成した「生徒指導の手引き」が唯一の手引書だった。81年に一部改訂されたが現状に合っていない内容も多く、文科省が昨年から、対象を小学校まで広げた新たな手引書づくりを進めていた。
新しい「提要」では、子供のインターネットや携帯電話利用について「個人情報を公表することの危険性に注意を促す」「不審なメールに返信しないよう、指導する」などと記述。ネットいじめについては「通信履歴が残るので、本当は『匿名性』など存在しないことを理解させる」などと記した。
このほか、
子供の服装や表情などから児童虐待を見抜くことの重要性や、
学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などの子供への指導上の注意点なども記した。
同省の担当者は「時代の変化に即して体系的にまとめた基本書はなかった。有効活用してほしい」としている。
【2010年4月3日 日本経済新聞】

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