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愛するがゆえに戦う 

100514 ポスター

☆ 「愛するがゆえに戦う」と題してお届けします。o(^_^)o

《 愛するがゆえに戦う 》

◆いじめ「ゼロ」報告の市で

2006年10月、岐阜県瑞浪市で、中2の女子生徒が自殺しました。覚えていますか。

当時の新聞には、
「岐阜・瑞浪 中2いじめ自殺 背景に何が…」
“同中に通う二年の女子生徒の母親は、「隠そうとしたのなら本当に悲しい。保護者会でも事務的な説明で、先生の本音が聞けなかった。教育委員会と学校の組織に問題があるんじゃないですか」と不満を口にします。(一部抜粋)”と出ています。

当時、女子生徒の父親は、遅々として進まぬ学校側の対応を見ているうちに、ある重大な問題点に気づきます。
「先生方は、事件を隠蔽しようとしているというよりも、何をどうしていいのか、さっぱり分からないのではないか」と。
つまり、教師が無能に見えてきたらしいのです。
無能とは言葉がキツイですが、教師は一般的に、司法知識、司法センスが乏しいのです。

結局、今年3月、いじめたとされる同級生4人とその両親を相手取り、慰謝料など計約5700万円の支払いを求めて、法的手段に訴えるという措置を取られました。
この、あまりにも、痛ましい事件を風化させないための決意でしょう。
( http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo100429_3.htm 読売新聞 )

学校では「いじめ」があっても、「喧嘩両成敗」などもっともらしい「教育的指導」によって、「いじめ」という不法行為の事実そのものが隠ぺいされることすらあるのです。
善悪の区別はっきりさせることを、避けているかのようです。

学校内には警察も積極的に介入しない面があり、治外法権があるかのように見えます。
しかし、暴行・暴言などの「いじめ」は、刑法上の犯罪であるとともに、民法上の不法行為であり、被害者は加害者等に対して損害賠償請求ができるのです。
この事実の重みを学校関係者および加害者そして保護者は、もっと真剣に考えなくてはならないのではないでしょうか。

学校側にも加害者側にも欠けているのは当事者意識です。
この事件でも、一人の尊い生命が失われたという厳粛な事実を、真摯に受け止めるべきです。

「いじめ」という犯罪行為、不法行為をしても、責任を問われることがなければ、加害者たちは「悪いことをしても裁かれない」という逆教訓を得たままで終わってしまうでしょう。
これは非常に怖いことです。
彼らは犯罪という意識もなく悪の拡大再生産を繰り返すことになります。
将来的にも社会にとって、極めて危険な人物になる可能性は高いと思われます。

未来の人材を担う学校が、いじめの巣窟と化し、教師の自己保身によって善悪も教えられないようであるならば、そのツケは近い将来に払わなければならないのではないでしょうか。
企業でいうならば、欠陥品を生産して販売しておきながら、なんら、責任を取っていない状態に等しいのです。
本来の目的である学問さえも、塾にアウトソーシング(外部委託)しているような現状では、もはや、公教育は崩壊していると言わざるを得ません。猛省を促したいと思います。

担当:竹中 さくら

 

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[ 2010/05/13 17:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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