浜松市立小中の09年度いじめ認知773件
各校、早期対応徹底 
浜松市立の小中学校で、
2009年度のいじめ認知件数が計773件に上り、08年度の641件から2割増となった。市教育委員会は
早期対応を各校に徹底しており、からかいなど初期段階で認知とするケースが増えている。
09年度の内訳は中学校で480件、小学校で293件。
07年度の計408件からは2倍弱に増えた。
市教委は09年度、教職員に配布する指導指針の冊子にいじめ対応を具体的に記載。訴える側の視点に立って、いじめかどうかを判断する姿勢を求めた。
市教委は09年度の
増加分のほとんどがからかいや冷やかしの段階での認知とし、
いじめの解消件数が08年度から111件増えている点を指摘。「未然防止に対する職員の感度が上がっている」と評価している。
(原田遼)
【2010年5月22日 中日新聞】
※ この浜松市の例からも分かるように、「いじめ」を早期発見し、早期に解決すると、かえって「いじめ」の認知件数が増加することがあります。
確かに「いじめ」の発生件数が少なければ、「いじめ」認知件数も少なくなるでしょう。しかし、「いじめ」認知件数が少ないからといって、「いじめ」発生が少ないとは限りません。認知件数が少ない場合、「いじめ」発生に気づかず解決せずに放置していたり、「いじめ」を隠蔽していることもあるからです。
文部科学省が発表するのは、「いじめ」発生件数ではなくて、「いじめ」認知件数です。「いじめ」認知件数の増加イコール「いじめ」発生の増加とは限らないし、「いじめ」認知件数の減少イコール「いじめ」の発生件数の減少ではないということを意識して、文科省や各教育委員会が発表する「いじめ」認知件数の推移を検討することが大事ではないでしょうか。
また、浜松市のように、「いじめ」認知件数が増加することになっても、「いじめ」を認知し解決するほうが、「いじめ」被害者の救済や「いじめ」防止となり、「いじめ」発生の減少になることは言うまでもないことです。

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学校や教育委員会の集計なんか信用しないほうがいい。
僕はからかいとか冷やかしとかそれ以上のいじめで相談してもいつも「遊んでるだけなんだから相談するな。」って先生に言われてる。学校も教育委員会もウソつきだよ。
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