科学研究論文の引用、アジアで首位から転落 日本の科学研究論文が最近5年間で引用された割合は、世界平均より低く、これまで首位だったアジア地域でもシンガポールに抜かれて2位になったことが分かった。
米国の科学技術情報提供会社「トムソン・ロイター」が6日、発表した。
同社は、世界の科学雑誌1万1000誌に掲載された論文数や引用回数などを調べた。
2009年の場合、
日本の論文数は7万8500本。世界の論文数の6・75%にあたるが、
アジア各国が大きく論文数を伸ばす中、その割合は00年よりも2・7ポイント下落。
特定の
論文が引用される割合も、
世界平均を1とすると、日本は0・98しかなく、アジアでもシンガポール(1・01)に首位の座を明け渡した。引用回数が上位1%に入る
重要論文も日本は0・7%しかなく、米国やイギリス(各1・8%)に比べて大きく下回った。
ただし、日本のお家芸である物理や薬理学などの論文数は、世界の1割以上を占めた。宇宙科学や免疫学、物理学分野では、引用回数が上位1%に入った論文のうち、1割以上が日本の論文だった。
【2010年7月7日 読売新聞】

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