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■□ 鬼 の 心 ■□ 

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「鬼の心」と題してお届けします。o(^_^)o

  ■□ 鬼 の 心 ■□

60年以上前の太平洋戦争
アメリカと戦った、南の島での話です。

子供の頃にボーイスカウトだった、
ソルトレークシティ出身の海兵隊員がいました。
彼は、日本軍の守備隊との戦闘で負傷して、失神していました。

ようやく意識を取り戻した彼は、
一人で戦場に取り残されていたことに愕然としました。
しかも、重い負傷を負っていて、動くことはできません。

仲間のアメリカ兵が助けに来てくれればいいけれど、
日本兵に発見されたら、抵抗もできずに殺されてしまいます。

そして恐れていた通り、やってきたのは、恐ろしい日本兵でした。
小銃をかまえて、鬼のような形相をして近寄ってきます。

そして、小銃が振りかざされて、
先端の銃剣が、彼のことを貫こうとしたその瞬間。
恐ろしさから、海兵隊員は、またもや失神してしまいました。

本当なら、死んでいるはずの海兵隊員は、
なぜか再び、失神から意識を取り戻します。
そして、不思議なことに、負傷した箇所には手当てがしてありました。

周囲を見渡した彼は、頭上の枝に手紙が刺してあるのを見つけます。
手紙には英語で、こう書かれてありました。

 私もかつてはボーイスカウトだった。
 スカウトの兄弟であり、傷ついた君を、
 どうしても殺すことができなかった。
 手当てをしておいたので、
 元気になって、故郷に帰れることを祈っている。
 グッドラック

ボーイスカウトには、三本指の「スカウトサイン」というのがあります。
どうや、失神するときに、
この海兵隊員は無意識に「スカウトサイン」をしたようなのです。

その海兵隊員は、その後、無事に友軍に発見されて、
故郷に帰ることができました。

アメリカ兵の生命を助けた、日本のボーイスカウトは、
その後、その島で生命を落としたことでしょう。

世界のスカウトは兄弟です。
兄弟だから、初対面でも直ぐに打ち解けます。

憎い憎い敵兵を刺殺しようとした瞬間に、
その相手が「兄弟」だとわかるなんて、なんという悲劇でしょう。

南の島の戦闘は、日本の兵隊さんには地獄そのものでした。
それまでの戦闘で、大勢の戦友や部下たちは、
バタバタと倒れていったことでしょう。
自分も生きて帰れる可能性はゼロです。

それなら、どうやったら一人でも多く、敵を道連れに殺せるかと、
鬼のような心になって、恐ろしい形相をしていたに違いありません。

それが、「スカウトサイン」で、人間の心を取り戻せたのです。

ボーイスカウトとしての、かつての平和で幸福な記憶が、
洪水のように押し寄せて、
憎しみと殺意で凍り付いていた心を、
一瞬で融かしてしまったのでしょう。

人間の心を取り戻してしまっては、もう「兄弟」は殺せません。
彼は、一人のボーイスカウトとして、人類愛と誇りを胸に、
その島で短い人生を終えたと思われます。

たとえ、悪鬼羅刹のような心になっていたとしても、
他人を殺すことに躊躇しないような、恐ろしい境涯になろうとも、
人は、人間としての心を取り戻すことは可能です。

他人を「いじめ」ること躊躇せず、
肉食獣のようにも見え、
「鬼の心」を持つようにも見える、
現代には、そんな子供たちがいるのも事実です。

そんな子供たちが、このボーイスカウトのように、
どうか、人間の心を取り戻せますようにと、
そう祈らずにはいられません。

そして、日本の子供たちを、「鬼の心」から開放することを、
このボーイスカウトの先輩に、
お誓い申し上げたいと思うのです。

          担当:こしがやじろう

 

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[ 2010/08/13 20:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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