教育ルネサンス いじめ対策 (8) 

教育ルネサンス いじめ対策
(8)生徒が討論 根絶へ宣言


20100729-694664-1-N.jpg 4月30日、長野県伊那市立西箕輪(みのわ)中学校で開かれた生徒総会。生徒会役員から3学年6クラスの代表に「いじめや差別を絶対に許しません」などと印刷されたパネルが手渡された。生徒会が採択したいじめ根絶の「人権宣言」だ。

 きっかけは、2007年12月の生徒会選挙だった。生徒会長・副会長候補6人のうち3人が「西中からいじめをなくす」を公約に掲げた。このうち副会長候補2人が当選し、新しい生徒会の主導でいじめ根絶運動が始まった。
 生徒会は08年6月、生徒にアンケートを実施し、25%が「自分のクラスにいじめはあると思う」と回答。
 このため、同11月、全校生徒で小グループに分かれた討論を実施した。討論が普段の人間関係に縛られないよう、グループは学年を超えた縦割りとし、「いじめを注意できる関係を作る」「相手の立場で行動する」など率直な声を出し合った。
 当時の生徒会長で、高校2年望月健人さん(16)は「みんなにいじめに対する意識を持ってほしかった」と語る。
 根絶運動はその後も引き継がれ、今年1月には2年目の縦割り討論会で出た意見をもとに宣言を採択した。

 同中は、全校生徒177人。自然豊かな地域に1586世帯が暮らし、保育園から中学校までほぼ同じ顔ぶれだ。「固定された人間関係の中で、いじめの加害者も被害者も自覚しにくく、我慢もする。いじめは親や教師に見えにくくなり、生徒主導のこうした活動は意味がある」と、片山寛教頭(57)は語る。
       ◎
 人権宣言が採択された今年1月21日、同中で開かれたいじめ根絶運動の記念講演会
 同県須坂市の団体職員前島章良(のりよし)さん(56)が講師として訪れ、「我が子が生きているときに、こんな宣言があれば救われたかもしれません」と語りかけた。
 1997年、前島さんの長男で同県須坂市立中学1年だった優作君(当時13歳)が、「いじめられていた」という遺書を残して自殺
 前島さんは同市を相手取って訴訟を起こす一方、任期付き職員として県教育委員会でいじめ相談を受ける側に回った経験がある。
 前島さんは、「いじめをなくそうとする努力が続く限り、悲劇は少しでも減ると信じたい」と話している。(京極理恵、写真も)

◆西箕輪中の人権宣言
 ・いじめや差別についてよく理解するよう努力し、周りにあるいじめに気付けるようになります。
 ・一人ひとりの個性を認め、いじめや差別を絶対に許しません。
 ・毎日明るくあいさつをし、みんなが声がけできる環境をつくります。
 ・常に相手の気持ちを考えて行動し、温かい言葉で話します。
 ・どんな時でも、助け合い、支え合い、励まし合う友達をつくります。

【2010年7月29日 読売新聞】
【写真】生徒総会で「人権宣言」を受け取ったクラス代表ら

 

いじめHPバナー

 

 記事以外のコメントはBBSへ投稿ください。

                           ☆保護者向け掲示板☆            ☆児童・生徒向け掲示板☆ 
       いじめから子供を救え!BBS-おとな向け掲示板-            いじめかきこみ寺-こども向け掲示板-
☆ご協力のお願い☆
現代のいじめ問題を多くの人に知ってもらい、日本の子供たちを救う運動を広げるために、「ランキング」への投票を、ぜひお願いします☆m(_ _)m↓(下のバナーを、それぞれクリックしてください) 

       banner2.gif         ブログランキング・にほんブログ村へ        a_03.gif     

    ↑人気ブログランキング        ↑ブログ            ↑FC2ブログ 

   


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mamoro.blog86.fc2.com/tb.php/918-a97e104a