「いじめ被害者の会」代表の大澤秀明さんからご連絡をいただき、3月15日(水)の大澤さんの文科省への申し入れに、「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」からも数人が同行させていただきました。文科相への申し入れにあたり、大沢さんはご夫婦で、三日間かけて、各地の被害者の方を訪問しながら、車で来たので、ほとんど寝ていませんと話されていました。
当日は、午前10時より、文科省、続いて記者会見の後、民主党、共産党、社会民主党の各党を訪問し、「安全配慮義務の徹底」を申し入れてまいりました。
大澤さんによりますと、自民党からは訪問を断られたとのことです。残念です。なお、当日の申し入れは、産経新聞、赤旗に掲載されました。大澤さん、岸さんの涙の訴えを、私たちは無駄にできないと感じております。
いじめから子供を守ろう!ネットワーク
事務長 井澤
産経新聞より
●遺族らいじめ対策申し入れ いじめ苦に自殺した子供の遺族らでつくる「いじめ被害者の会」の大沢秀明代表らが15日、文部科学省を訪れ「教育委員会に安全配慮義務を徹底させるたの措置ができていない」とする申し入れ書を伊吹文明文科相あてに提出した。大沢代表は同省の担当者に「学校や教委はいじめをいじめととらえようとせず、親にも事実を伝えない。これでは同じことが繰り返される」と話し、指導を徹底するよう求めた。
赤旗 より
いじめによる自殺で子どもを亡くした親たちが十五日、「このようなことを繰り返さないでほしい」と文部科学省と各政党へ要請に訪れ、日本共産党の志位和夫委員長、石井郁子副委員長と懇談しました。
要請に訪れたのは、「いじめ被害者の会」代表で、一九九六年に中学生だった四男の秀猛さんを亡くした大分県の大澤秀明さん、今年二月二十六日に長男の高校生、祐太朗さんを亡くした兵庫県の岸清和さんら。
大澤さんは、文科省が安全配慮義務について徹底するとしながら、実際には教育委員会や学校に伝わっていないとのべました。
また、いじめの事実を秀猛さんが直接訴えたにもかかわらず、学校側は単なるからかいだとして認めず自殺に追い込まれたこと、いじめた側の親も事実を知らされていなかったことを切々と語り、「いじめは、最初の段階で対応していれば深刻にはならないはず。保身のためにいじめを隠ぺいする体質を改めるべきです」と訴えました。
岸さんは「学校を信じていたのに。こんなことだとわかっていたら、息子が生きているうちに声をあげたかった」と語りました。
志位委員長は、「愛する子どもさんをこのような形で失ったみなさんの訴えに胸がつかれる思いです」とのべるとともに、子どもに学校で安全に教育を受ける権利を保障するために「学校安全法」をつくる必要があるとのべました。
さらに、いじめが隠ぺいされる背景には、「いじめが少ない学校がいい学校」として評価される文科省のシステムがあると指摘。国会でその問題を追及し、政府もいまのシステムの問題点を事実上、認めたことを紹介。「被害者の側も、加害者の側も、親が子どもの現状について知らされていないことは大きな問題です。きちんと情報が提供される必要があります」とのべ、被害者の声が国政に反映するよう奮闘することを約束しました。
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