※ 鈴木章北海道大名誉教授、根岸英一米パデュー大教授らに、ノーベル化学賞が授与されることとなりました。鈴木章名誉教授は、「むかわの二宮金次郎」と呼ばれた努力家です。学校の二宮金次郎像は子供たちに、努力を通して人間の人格、人徳が磨かれなくてはいけないということを教えています。ノーベル賞の鈴木名誉教授のように、勉強して立派になって、立派な人がよい仕事をする社会にしなくてはいけません。人物として立派になると同時に、いい仕事をするという教育が大事です。 ノーベル化学賞:鈴木章・北大名誉教授
あだ名は「二宮金次郎」
ノーベル化学賞を受賞した
鈴木章・北海道大名誉教授(80)の出身地、北海道むかわ町で暮らす実弟の譲さん(76)によると、鈴木さんの
ニックネームは「二宮金次郎」。旧制苫小牧中学(現・苫小牧東高)まで約1時間の
通学の車中でいつも本を読んでいた。
だが、
16歳の時、父が51歳で死去。6人の子供を抱えた母ナエさん(99年、95歳で死去)が衣類の行商で家計を支えた。章さんは恩師の勧めで北大を受験したが、譲さんは「母は『落ちてくれ』と祈ったそうです」と話す。
鈴木さんは
アルバイトをしながら、研究を続けた。譲さんは「苦労を重ねた成果が評価されたのでしょう」と話した。【斎藤誠】
【200年10月7日 毎日新聞】
【写真】北大職員からの花束を手に笑顔の鈴木章・名誉教授=札幌市北区の同大で2010年10月6日、木葉健二撮影
学校の二宮金次郎像
“地元”神奈川で調査 校庭の二宮金次郎(尊徳)像はいくつある? 江戸時代の農政家、金次郎の出身地である神奈川県の土地家屋調査士会が、
県内の公立小学校865校を初めて調査し、現存を確認できた145体の写真やエピソードなどを冊子「金次郎MAP」にまとめた。調査を全国に呼びかけることも検討している。(寺田理恵)
金次郎は現在の同県小田原市生まれ。戦前の道徳教育のモデルとされ、全国各地の小学校の校庭に像が設置された。
金次郎像といえば薪を背負い、本を読みながら歩く姿が思い浮かぶほどだ。
【写真】二宮金次郎銅像=神奈川県・小田原 酒匂(さかわ)川の堤防の決壊で生家が没落した金次郎は、
子供のころから働きながら勉強した。そのため、幼少期の勤勉なイメージが強いが、
長じては多くの困窮した農村や武家を土地改良によって立て直し、
近代以降の実業家にも影響を与えた。
土地改良の際に金次郎が行った測量などが会の業務と重なることから、土地家屋調査士制度60周年記念事業として「二宮金次郎を探せ」プロジェクトをスタート。会員約900人が1年がかりで調べた。
調査の結果、金次郎が村の共同作業のため、
わらじを作って配った逸話にちなみ、わらじを差し出す姿や、歩きながら読むと危険だとの理由で座って読書をする姿をした珍しい金次郎像が見つかった。
【写真】わらじを配って歩く二宮金次郎像(神奈川県土地家屋調査士会提供)
戦時中に金属として軍需用に供出されたり、
戦前の道徳教育が戦後になって否定される中、学校の建て替えで
行方不明になったとみられる事例が目立った。
一方、
道徳と経済の両方を重視した金次郎の思想は近年、見直されており、
新設校に像が置かれた事例もあった。別の小学校では、
供出を避けるために隠してあった金次郎像が6年前に校内で発見され、
改めて設置されていた。
同会の海野敦郎会長は「どこにでもあると思っていたが、意外に少ない。失われた像については、その経緯が分からなかった。金次郎像は全国に分布しており、今後、全国の調査士会に調査を呼びかけたい」と話している。冊子は非売品だが、会のホームページでの公開を検討している。
【2010年10月2日 産経ニュース】

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