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いじめ早期発見、解決めざし、「組織的対応」強調のプログラム作成へ。文科省 

いじめ発見 心理テスト、
学級の実態早期把握


101119 読売新聞グラフ いじめ問題が深刻化する中、文部科学省は、いじめの早期発見と解決のため、組織的対応を強調した教師用研修プログラムのモデルを今年度中に作る方針を決めた。

 担任教師だけでは対応が後手に回ることが多いためだが、教育現場では近年「Q―U」という心理テストなどを活用し、子供の状況を把握しようという試みが一定の効果を上げている。傷ついた子供の心を周囲が気づいてやれるかどうか。学校の対策のスタート地点は、まずそこにあるようだ。

文科省も新対策

 同省は、群馬県桐生市の小学6年生・上村明子さん(12)が自殺した問題で、いじめに対する学校側の対応が遅れていたことなども、研修プログラムを検討する上で参考にする。
 プログラムでは、教職員がチームを組んでいじめや不登校に対応し、病院や警察と連携するなど、体系的に対策を習得できる内容を目指す。
 特に小学校は、担任1人でクラスの問題を抱え込む傾向が強いとされ、組織的な指導を強調する。同省では「組織的に問題にあたる中核を担う教員を育成したい」としている。

40項目の回答をグラフ化

 心理テスト「Q―U」は、「失敗した時に、クラスの人が励ましてくれますか」など約40項目の質問への回答をグラフ化して分析する。

 山梨県南アルプス市立大明小学校では昨年度から、全児童約300人を対象に実施。学校生活への満足度が低い児童には担任が面接を行い、他の教職員も指導に加わるため、学校がいじめに気づくことも度々という。同小の深沢和彦教諭(43)は「子供の実態を完全に把握できる教師はいない。Q―Uで、担任が見落とした子供の苦しみを知ることができる」と話す。
 中部地方の小学校では、6年生約30人の学級でQ―Uを実施し、2人に緊急支援が必要との結果が出た。担任が話を聞くと、言葉のいじめを受けていたことが判明。学校側は、心を傷つける言葉の怖さなどを教える授業を行い、汚い言葉を使わないルールを作った。被害児童の保護者から「表情が明るくなった」との声も届いたが、学校は「まだ対策は不十分」といい、担任以外の教員も加わって観察や指導が続いている。
 高知県では08年度から、Q―U実施を希望する公立小中で教員向け研修会などを行っている。実施前の07年度は児童生徒1000人あたりの不登校数が14・9人(全国平均12・0人)だったが、09年度は12・7人(同11・5人)に減った。

 Q―Uは、06年前後から利用が増え、昨年1年間で全国の児童生徒約220万人が利用した計算という。Q―Uを開発した早稲田大の河村茂雄教授(心理学)は「社会や家族が変化した影響で、ベテラン教員ほど『子供がわからなくなった』と戸惑っており、Q―Uは学級の実態を客観的に把握する手段」と話す。

 Q―U以外の取り組みでは、熊本県教委が子供への無記名のアンケートを毎年実施。同県の児童生徒1000人あたりの「いじめ認知件数」は昨年度30・1件(全国平均5・1件)と全国最多で、同年度中に解決した率も97・1%と全国平均の79・5%を上回った。担当者は「認知件数の多さは、発見しようとする努力の結果」と話す。

◆Q―Uの主な質問
 ・あなたは運動や勉強などでクラスの人から認められる(すごいなと思われる)ことがありますか。
 ・失敗した時、クラスの人が励ましてくれることがありますか。
 ・クラスの人に嫌なことを言われたり、からかわれたりして、つらい思いをすることがありますか。
 ・クラスの人に暴力を振るわれるなど、つらい思いをすることがありますか。
◆Q―U 早大の河村茂雄教授が1996年に開発した心理テスト「楽しい学校生活を送るためのアンケート」の通称。英語名「Questionnaire―Utilities」の頭文字に「級友」をかけた。
【2010年11月19日 読売新聞】

 

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